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メンテナンスその55(オイル交換 WAKO'S ProStage) [メンテナンス]
本日はオイル・エレメント交換を行いました。
今年最後のメンテナンスとなります。
今回もWAKO'S”トリプルアール”の代替オイル探しのため、オイルの選択です。
↓ 今回のエンジンオイル「PROSTAGE]
今回は最後のオイル探しとしようと思い、
WAKO'Sの”PRO STAGE”というオイルを選択してみました。
↓ オイル交換開始
交換はいつものとおり、自宅前で実施。
本日は天気もよく、風もそれほどないので、絶好のメンテナンス日よりでした。
↓ 廃油
前回のオイルは、YAMAHAのプレミアムオイルです。
油膜が厚く、エンジンノイズもなく、ギアフィーリングもよく、エンジン回転も安定し、半年経過しましたがまだまだ使用可能な状態であり、トリプルアール以上にマイルドなオイルでGOODでした。
油膜が厚いためか、5km以上走行しないと、しっくり来ません。
それまでは、暖機運転のような状態でした。
また、寿命も長く、使用が半年間、経過しても、エンジンの調子は絶好調でした。
YAMAHAのオイルは、私の旧式hayabusaに合っているみたいです。
今回のオイル「PROSTAGE]と比較してよければ、YAMAHAのオイルが定番になりそうです。
↓ WAKO'S ”PROSTAGE” オイル
缶からあけてみてビックリです。
オイルの色が茶色で、まるで上記の写真のような廃油と同じ色でした。
本来であれば、ビールのような色なのですが、茶色とは・・・。
製造年月日は、R6.7.25(wako'sの缶底に記載あり)ですので、
経年劣化という訳ではなさそうです。
走行はしていないので、インプレッションはこれからとなりますが、
外見(色)からすると、本当に100%化学合成油?と疑ってしまいそうです。
インプレッションは、後日記載します。
↓ R6.4 いつものコンビニで休憩(千葉県安房小湊の内浦海岸前のセブンイレブン)
今年最後のメンテナンスとなります。
今回もWAKO'S”トリプルアール”の代替オイル探しのため、オイルの選択です。
↓ 今回のエンジンオイル「PROSTAGE]
今回は最後のオイル探しとしようと思い、
WAKO'Sの”PRO STAGE”というオイルを選択してみました。
↓ オイル交換開始
交換はいつものとおり、自宅前で実施。
本日は天気もよく、風もそれほどないので、絶好のメンテナンス日よりでした。
↓ 廃油
前回のオイルは、YAMAHAのプレミアムオイルです。
油膜が厚く、エンジンノイズもなく、ギアフィーリングもよく、エンジン回転も安定し、半年経過しましたがまだまだ使用可能な状態であり、トリプルアール以上にマイルドなオイルでGOODでした。
油膜が厚いためか、5km以上走行しないと、しっくり来ません。
それまでは、暖機運転のような状態でした。
また、寿命も長く、使用が半年間、経過しても、エンジンの調子は絶好調でした。
YAMAHAのオイルは、私の旧式hayabusaに合っているみたいです。
今回のオイル「PROSTAGE]と比較してよければ、YAMAHAのオイルが定番になりそうです。
↓ WAKO'S ”PROSTAGE” オイル
缶からあけてみてビックリです。
オイルの色が茶色で、まるで上記の写真のような廃油と同じ色でした。
本来であれば、ビールのような色なのですが、茶色とは・・・。
製造年月日は、R6.7.25(wako'sの缶底に記載あり)ですので、
経年劣化という訳ではなさそうです。
走行はしていないので、インプレッションはこれからとなりますが、
外見(色)からすると、本当に100%化学合成油?と疑ってしまいそうです。
インプレッションは、後日記載します。
↓ R6.4 いつものコンビニで休憩(千葉県安房小湊の内浦海岸前のセブンイレブン)
メンテナンスその54-2(クラッチレリーズOH) [メンテナンス]
メンテナンスその54-1の続きの作業です。
54-1では、クラッチのマスターシリンダーのオーバーホール作業を実施しました。
今回の作業はクラッチを切るための「クラッチレリーズ」のオーバーホール作業です。
クラッチレリーズ(以下、レリーズと言う)とは何かをまずは、説明します。
①クラッチレリーズとは・・・
↓クラッチレリーズ本体
クラッチレリーズ(以下、レリーズ)は、クラッチが油圧式の際に必要となる部品で、プッシュロッドを押すためのピストン。
何を言っているのか、わからないと思うので、もう少し説明します。
↓ プッシュロッド
油圧式バイクの場合、このプッシュロッドを介して、クラッチを切ったり、つないだりします。
・クラッチレバーを握っていない状態・・・ プッシュロッドは外側に出ている状態となり、
クラッチは「繋がった」状態となります
・クラッチレバーを握った状態・・・ プッシュロッドがレリーズにより押され、写真では奥に
挿入される状態となり、クラッチは「切れた」状態となります
このプッシュロッドを押すのが、クラッチレリーズの役目です。
↓ リレーズが凹んでいる状態(クラッチが繋がっている)
クラッチレバーを握っていない状態では、上記、「プッシュロッド」がレリーズのピストンを
押すことになり、写真のように、レリーズの「ピストン」は凹んでいる状態となります。
↓ レリーズが出ている状態(クラッチが切れている)
クラッチレバーを握ると、フルード液に圧力がかかり、その圧力がレリーズに伝わり、
レリーズのピストンが写真のように、出た状態となります。
結果、ピストンが「プッシュロッド」を押すこととなり、「クラッチが切れる」ことになります。
少し前置きが長くなりましたが、今回はこの「クラッチレリーズ」のオーバーホールをします。
↓ 今回の作業部品(レリーズのオーバーホール)
クラッチレリーズは、ほとんどのバイクは、スプロケット(前)付近にあります。
まず、スプロケカバーを取り外します。
↓ スプロケカバー裏側
近くにチェーンがあるので、チェーンオイルがとびちり、汚れています。
しかも、チェーンオイルは砂や埃と混じっており、ヘドロ状態となっています。
しかし、WAKO'Sのチェーンオイルを使用しているせいか、チェーンオイルの飛び散りが前回と
比較すると、かなり少ないです。
⇒これは、WAKO'Sのチェーンオイルの飛び散りがもの凄く少ないことを意味しています。
おすすめのチェーンオイルです。
↓ レリーズ取り外し
あらかた清掃後、レリーズを取り外します。
ボルト2箇所で留まっており、簡単に取り外しできました。
↓ クラッチレリーズ交換
今回、クラッチレリーズは、奮発して社外品(Kファクトリー製)に交換します。
社外品は純正品より、「ピストンが大きい」※のです。
※ ピストンが大きい
油圧式クラッチでは、パスカルの定理により、ピストンが大きいほど、少ない力で大きな力を
得ることができます。(詳細は他のHPにあるので、割愛します)
純 正 品 ・・・ ピストン径35.5mm
kファクトリー製・・・ ピストン径40.0mm
なので、面積比は、(40/2✕40/2)✕3.14159 ÷(35.5/2✕35.5/2)✕3.14159 = 1.269
となります。
これはクラッチレバーを握った場合、1/1.269=0.789 となるので、およそ8割程度の力で
扱えることを意味します。
また、重さですが、計量はしませんでしたが、かなり軽かったです。
↓ レリーズ取付
スプロケカバーに、レリーズを取付ました。
かなり、ゴールド色が目立ちます。
↓ 裏面
裏面です。
kファクトリー製はダスト対策はありません。
私の2003年型もダスト対策がないため、同等の状態なので、今回はあきらめます。
⇒ダスト対策ですが、2004年型からは対策されています。
↓ 組み立て1
では、組み立て作業開始します。
↓ スプロケカバー取付
レリーズのゴールドが際立ちました。
次に、フルード液の補充作業となります。
↓ 準備(ハンドル周り)
フルード液は、塗装を痛める(変色してしまいます)ので、養生はこれでもかというほど、養生します
↓ 準備(レリーズ側)
エア抜きするため、容器を取付ます。
↓ 準備(フルード液)
フルード液はDOT4。
ブレーキフルードと全く同じものです。
色はブルーにしています。
↓ エア抜き
エア抜きですが、フロントブレーキと違い、かなり簡単にいきました。
エア抜きができたかの確認は、エンジンを掛けて、ギアを入れて、回転数が下がらないかで判断
しました。
⇒感覚的には、クラッチを握ったときの感触ですぐにわかりました。
↓ 作業完了1
↓ 作業完了2
冷却水のリザーバータンクを元の位置に戻します。
すると、クラッチレリーズが隠れてしまい、折角のゴールドが全く見えず・・・。
試運転後のインプレッション(2024.12.1、20kmの走行後)
クラッチが軽くなった(=レバーを握る力が少しでよくなった)と、感じます。
これにより、次のことがわかりました。
①クラッチが繋がるポイントが早い
⇒以前よりつながりが早くなった感じ。
( レバーを握った状態から、少し離しただけで半クラッチ状態になる)
②クラッチレバーを握る力も軽くはなりました。しかし、2割程度の軽減なのでしょうか、
劇的には軽くはなっていません。
③クラッチレバーの中央で握る感じだったのが、軽くなったことでレバーの根元で扱えるよう
になり、扱いが早めになりました。
劇的変化ではないにせよ、フィーリングはかなり変化しました。
クラッチレバーを握る力も軽減されたようなので、結果的には社外品にしてよかったと思います。
2024.8.15 群馬県赤谷湖 ローソン前 (標高が高かったため、若干の避暑)
54-1では、クラッチのマスターシリンダーのオーバーホール作業を実施しました。
今回の作業はクラッチを切るための「クラッチレリーズ」のオーバーホール作業です。
クラッチレリーズ(以下、レリーズと言う)とは何かをまずは、説明します。
①クラッチレリーズとは・・・
↓クラッチレリーズ本体
クラッチレリーズ(以下、レリーズ)は、クラッチが油圧式の際に必要となる部品で、プッシュロッドを押すためのピストン。
何を言っているのか、わからないと思うので、もう少し説明します。
↓ プッシュロッド
油圧式バイクの場合、このプッシュロッドを介して、クラッチを切ったり、つないだりします。
・クラッチレバーを握っていない状態・・・ プッシュロッドは外側に出ている状態となり、
クラッチは「繋がった」状態となります
・クラッチレバーを握った状態・・・ プッシュロッドがレリーズにより押され、写真では奥に
挿入される状態となり、クラッチは「切れた」状態となります
このプッシュロッドを押すのが、クラッチレリーズの役目です。
↓ リレーズが凹んでいる状態(クラッチが繋がっている)
クラッチレバーを握っていない状態では、上記、「プッシュロッド」がレリーズのピストンを
押すことになり、写真のように、レリーズの「ピストン」は凹んでいる状態となります。
↓ レリーズが出ている状態(クラッチが切れている)
クラッチレバーを握ると、フルード液に圧力がかかり、その圧力がレリーズに伝わり、
レリーズのピストンが写真のように、出た状態となります。
結果、ピストンが「プッシュロッド」を押すこととなり、「クラッチが切れる」ことになります。
少し前置きが長くなりましたが、今回はこの「クラッチレリーズ」のオーバーホールをします。
↓ 今回の作業部品(レリーズのオーバーホール)
クラッチレリーズは、ほとんどのバイクは、スプロケット(前)付近にあります。
まず、スプロケカバーを取り外します。
↓ スプロケカバー裏側
近くにチェーンがあるので、チェーンオイルがとびちり、汚れています。
しかも、チェーンオイルは砂や埃と混じっており、ヘドロ状態となっています。
しかし、WAKO'Sのチェーンオイルを使用しているせいか、チェーンオイルの飛び散りが前回と
比較すると、かなり少ないです。
⇒これは、WAKO'Sのチェーンオイルの飛び散りがもの凄く少ないことを意味しています。
おすすめのチェーンオイルです。
↓ レリーズ取り外し
あらかた清掃後、レリーズを取り外します。
ボルト2箇所で留まっており、簡単に取り外しできました。
↓ クラッチレリーズ交換
今回、クラッチレリーズは、奮発して社外品(Kファクトリー製)に交換します。
社外品は純正品より、「ピストンが大きい」※のです。
※ ピストンが大きい
油圧式クラッチでは、パスカルの定理により、ピストンが大きいほど、少ない力で大きな力を
得ることができます。(詳細は他のHPにあるので、割愛します)
純 正 品 ・・・ ピストン径35.5mm
kファクトリー製・・・ ピストン径40.0mm
なので、面積比は、(40/2✕40/2)✕3.14159 ÷(35.5/2✕35.5/2)✕3.14159 = 1.269
となります。
これはクラッチレバーを握った場合、1/1.269=0.789 となるので、およそ8割程度の力で
扱えることを意味します。
また、重さですが、計量はしませんでしたが、かなり軽かったです。
↓ レリーズ取付
スプロケカバーに、レリーズを取付ました。
かなり、ゴールド色が目立ちます。
↓ 裏面
裏面です。
kファクトリー製はダスト対策はありません。
私の2003年型もダスト対策がないため、同等の状態なので、今回はあきらめます。
⇒ダスト対策ですが、2004年型からは対策されています。
↓ 組み立て1
では、組み立て作業開始します。
↓ スプロケカバー取付
レリーズのゴールドが際立ちました。
次に、フルード液の補充作業となります。
↓ 準備(ハンドル周り)
フルード液は、塗装を痛める(変色してしまいます)ので、養生はこれでもかというほど、養生します
↓ 準備(レリーズ側)
エア抜きするため、容器を取付ます。
↓ 準備(フルード液)
フルード液はDOT4。
ブレーキフルードと全く同じものです。
色はブルーにしています。
↓ エア抜き
エア抜きですが、フロントブレーキと違い、かなり簡単にいきました。
エア抜きができたかの確認は、エンジンを掛けて、ギアを入れて、回転数が下がらないかで判断
しました。
⇒感覚的には、クラッチを握ったときの感触ですぐにわかりました。
↓ 作業完了1
↓ 作業完了2
冷却水のリザーバータンクを元の位置に戻します。
すると、クラッチレリーズが隠れてしまい、折角のゴールドが全く見えず・・・。
試運転後のインプレッション(2024.12.1、20kmの走行後)
クラッチが軽くなった(=レバーを握る力が少しでよくなった)と、感じます。
これにより、次のことがわかりました。
①クラッチが繋がるポイントが早い
⇒以前よりつながりが早くなった感じ。
( レバーを握った状態から、少し離しただけで半クラッチ状態になる)
②クラッチレバーを握る力も軽くはなりました。しかし、2割程度の軽減なのでしょうか、
劇的には軽くはなっていません。
③クラッチレバーの中央で握る感じだったのが、軽くなったことでレバーの根元で扱えるよう
になり、扱いが早めになりました。
劇的変化ではないにせよ、フィーリングはかなり変化しました。
クラッチレバーを握る力も軽減されたようなので、結果的には社外品にしてよかったと思います。
2024.8.15 群馬県赤谷湖 ローソン前 (標高が高かったため、若干の避暑)
メンテナンスその54-1(クラッチマスターシリンダーOH) [メンテナンス]
フロントブレーキOHに続き、本日はクラッチのマスターシリンダーOHをしました。
↓ 今回の対象部品
フロントブレーキ同様、マスターシリンダーのオーバーホールです。
内部のピストンにはゴムが使用されています。
↓ 養生中
hayabusaのクラッチは油圧式。
フロントブレーキ同様、ブルード液に圧力を掛けることで、クラッチを切る仕組みです。
⇒仕組みの詳細はいろんなホームページで紹介されているので割愛します。
↓ フルード抜き中
フルードを抜くのは、ブレーキ同様の仕組みなので、同様の手順でフルードを抜きます。
フルード液は、塗装を剥がしてしまいます。
このため、取り外しの際には、フルード液をこぼさぬよう、最新の注意をしつつ取り外します。
↓ 取り外し直後
取り外し直後です。
これより、オーバーホール作業開始です。
↓ バイス(万力)
一人でピストンを抜くには、万力(バイスというらしい)を用います。
片手で押さえつつ、もう片手で作業するにはちょいと不便ですので、バイスがあればやりやすいです。
↓ バイスに取付
いよいよ、ターゲットのピストン交換です。
いろんな工具を使用しつつ、取り外しします。
↓
ピストン部位を分解中。
22年間の蓄積があるみたいで、固着しているし、結晶化しているところもありました。
とはいえ、Cリングを取り外せば、スルッと簡単に取り外しできました。
↓ クラッチスイッチ
マスターシリンダーの清掃をするため、電気関係部位のクラッチスイッチも取り外します。
写真は、クラッチスイッチ本体です。
2.11.07とは、2002年11月7日と想定。
クラッチスイッチは、もう23年目となりました。
交換時期かもしれません。
↓ 分解後
ピストンはゴム部品もあるため、全交換としました。
ただ、22年経過していますが、ゴム類の劣化は全くありませんでした。
↓ 清掃後
マスターシリンダーも清掃後、WAXをかけて22年ぶりにさっぱりしたことでしょう。
↓ ピストン取付する部品一式
部品はゴム類全て交換としました。
↓ 組み立て1
クラッチスイッチを取付ます。
↓ 組み立て2
ブッシュ。
現用はかなり摩耗しており、溝ができている状態でした。
今回交換します。
↓ 組み立て3
バイスを用いて、ピストンを組み立てします。
↓ レバー取付前
↓ レバー取付完了
クラッチレバーも清掃&グリスアップ。
これでマスターシリンダーOHは、完了となります。
明日、クラッチレリースのOHを実施しようと思っています。
↓ 2024.4(少し古いかな・・・) 道の駅 和田浜にて (激暑になる前に)
↓ 今回の対象部品
フロントブレーキ同様、マスターシリンダーのオーバーホールです。
内部のピストンにはゴムが使用されています。
↓ 養生中
hayabusaのクラッチは油圧式。
フロントブレーキ同様、ブルード液に圧力を掛けることで、クラッチを切る仕組みです。
⇒仕組みの詳細はいろんなホームページで紹介されているので割愛します。
↓ フルード抜き中
フルードを抜くのは、ブレーキ同様の仕組みなので、同様の手順でフルードを抜きます。
フルード液は、塗装を剥がしてしまいます。
このため、取り外しの際には、フルード液をこぼさぬよう、最新の注意をしつつ取り外します。
↓ 取り外し直後
取り外し直後です。
これより、オーバーホール作業開始です。
↓ バイス(万力)
一人でピストンを抜くには、万力(バイスというらしい)を用います。
片手で押さえつつ、もう片手で作業するにはちょいと不便ですので、バイスがあればやりやすいです。
↓ バイスに取付
いよいよ、ターゲットのピストン交換です。
いろんな工具を使用しつつ、取り外しします。
↓
ピストン部位を分解中。
22年間の蓄積があるみたいで、固着しているし、結晶化しているところもありました。
とはいえ、Cリングを取り外せば、スルッと簡単に取り外しできました。
↓ クラッチスイッチ
マスターシリンダーの清掃をするため、電気関係部位のクラッチスイッチも取り外します。
写真は、クラッチスイッチ本体です。
2.11.07とは、2002年11月7日と想定。
クラッチスイッチは、もう23年目となりました。
交換時期かもしれません。
↓ 分解後
ピストンはゴム部品もあるため、全交換としました。
ただ、22年経過していますが、ゴム類の劣化は全くありませんでした。
↓ 清掃後
マスターシリンダーも清掃後、WAXをかけて22年ぶりにさっぱりしたことでしょう。
↓ ピストン取付する部品一式
部品はゴム類全て交換としました。
↓ 組み立て1
クラッチスイッチを取付ます。
↓ 組み立て2
ブッシュ。
現用はかなり摩耗しており、溝ができている状態でした。
今回交換します。
↓ 組み立て3
バイスを用いて、ピストンを組み立てします。
↓ レバー取付前
↓ レバー取付完了
クラッチレバーも清掃&グリスアップ。
これでマスターシリンダーOHは、完了となります。
明日、クラッチレリースのOHを実施しようと思っています。
↓ 2024.4(少し古いかな・・・) 道の駅 和田浜にて (激暑になる前に)
メンテナンスその53-2(ブレーキキャリパーOH) [メンテナンス]
前回の続き作業です。
翌週となりましたが、本日作業を再開。
今回はフロントのブレーキキャリパーのオーバーホールを紹介です。
↓ 今回の対象部品(ブレーキキャリパー)
ブレーキキャリパーは10年前に、レッドバロン鎌ケ谷にてオーバーホールを依頼しました。
今回は、10年ぶりとなりますが、自分でオーバーホールします。
↓ 取り外した直後のブレーキキャリパー
ブレーキフルード(ブレーキ液)は、前回のブログのマスターシリンダーオーバーホール作業にて、
抜いているので、キャリパーを外すのみです。
ただし、フルードがホース内に残っている可能性があるので、タオルで覆って、慎重に取り外します。
↓ 分割
初代hayabusaは、6ポット対向キャリパー。
つまり、計6つのピストンが入っています。
よく見るとわかるのですが、端のひとつは、ピストンが少し小さく、残りの2つのピストンは同径の大きなピストンが入っていました。
小さいピストン・・・ 直径24.5mm
大きいピストン・・・ 直径27.0mm
↓ 分解開始(シール類)
ピストンを外し、シール類(ゴム)を取り外しました。
ピストン1つに付き、2つのシールが取り付けられています。
写真下側・・・ オイルシール(ブレーキフルードが漏れ出さないように防ぐゴム)
写真上側・・・ ダストシール(外部からのゴミがピストン内部に入らぬよう防ぐゴム)
拡大するとわかるのですが、ダストシールは鉄粉が積もっています。
↓キャリパー内部
ぬるま湯と中性洗剤にて、ゴシゴシ。
汚れは21年間分なので、落としきれませんでしたので、ほどほどです。
ピストンのボア内に傷はないので、問題なし。
⇒傷が大きい場合、ブレーキフルードが漏れ出す可能性が高くなるので、
キャリパー本体の交換となります。
↓ 新品のシール類
シール類は、新品に交換となります。
シール類は一式あります。
ダストシール✕6個(上段の6個)
オイルシール✕6個(下段の6個)
Oリング✕2個(キャリパー間のブレーキフルード経路用)
注意するのは、2つだけ径の小さいピストンがあるため、ゴム類も小さくなっています。
写真左側の4つが若干小さくなっています。
↓ 組み立て
清掃作業は終了したので、いよいよ、キャリパーを組み立て作業となります。
写真にあるネジは、キャリパー本体につく、ブリーザーバルブとフルード用のバンジョウボルトです。
↓ ピストン組込
ピストンは元の場所にはめるようにしました。(同じ大きさといえども・・・)
シリコングリスを塗布したので、指で押せば、スッと入りました。
↓ チタンボルト
キャリパーは2分割しているため、キャリパーハウジングボルトで留めることになります。
今回は少し奮発して、チタンボルト(ZETA製)を8本購入しました。
目的は、ボルトに錆が発生していたため、見栄えをよくすること及び、軽量化をすることです。
参考
・キャリパーハウジングボルト M8✕40mm、ピッチ1.25mm
・重さ 純正ボルト✕4・・・77g チタンボルト✕4・・・45g
・チタンは錆びず、強度が高いとのこと
↓ 仮組み立て
手で持ってでは、必要なトルクがかけられないため、仮に組み立てとなります。
キャリパーハウジングボルト(チタンボルト)は4箇所締め付けるため、4本必要となります。
↓ 取付完了(右側)
これで右側(アクセル側)のブレーキキャリパーのオーバーホールは完了となります。
hayabusaはダブルディスクのため、左側(クラッチ側)にもブレーキキャリパーがあります。
↓ 分解直後(左側)
右側と同じような汚れでした。
そのほか、特に異常は認められません。
↓ キャリパー清掃(左側)
右側と同じように、中性洗剤で汚れを極力落とし、最後にWAXをかけて清掃作業は終了。
↓ ピストン組込
右側同様に、ピストンを組込ました。
↓ 取付完了(左側)
左側(クラッチ側)もオーバーホール作業完了です。
↓ フルード注入&エア抜き
リアブレーキの時には、簡単にすぐに終わったのですが、フロントはかなり手こずりました。
エアが抜けず、なかなかブレーキフルード(ブレーキ液)が充填されません。
そこで、
①右側のキャリパーを取り外し、極力上にあげ、ホース内の空気を上に上げる
②マスターシリンダーの付け根に空気が溜まっていそうでしたので、マスターシリンダーを
取り外し、空気がリザーバータンクに抜けるよう傾けたりして空気を上に逃がす
③全てのブリーバーバルブ(水道の蛇口に相当)にも空気が溜まっている可能性があるので、
バルブからフルード液を一回抜いてみる
を実践したところ、エア抜きが出来た模様です。
すでに暗くなってしまったので、明日試運転となります。
2024.10.31 道の駅しもごう (紅葉はまだでした)
翌週となりましたが、本日作業を再開。
今回はフロントのブレーキキャリパーのオーバーホールを紹介です。
↓ 今回の対象部品(ブレーキキャリパー)
ブレーキキャリパーは10年前に、レッドバロン鎌ケ谷にてオーバーホールを依頼しました。
今回は、10年ぶりとなりますが、自分でオーバーホールします。
↓ 取り外した直後のブレーキキャリパー
ブレーキフルード(ブレーキ液)は、前回のブログのマスターシリンダーオーバーホール作業にて、
抜いているので、キャリパーを外すのみです。
ただし、フルードがホース内に残っている可能性があるので、タオルで覆って、慎重に取り外します。
↓ 分割
初代hayabusaは、6ポット対向キャリパー。
つまり、計6つのピストンが入っています。
よく見るとわかるのですが、端のひとつは、ピストンが少し小さく、残りの2つのピストンは同径の大きなピストンが入っていました。
小さいピストン・・・ 直径24.5mm
大きいピストン・・・ 直径27.0mm
↓ 分解開始(シール類)
ピストンを外し、シール類(ゴム)を取り外しました。
ピストン1つに付き、2つのシールが取り付けられています。
写真下側・・・ オイルシール(ブレーキフルードが漏れ出さないように防ぐゴム)
写真上側・・・ ダストシール(外部からのゴミがピストン内部に入らぬよう防ぐゴム)
拡大するとわかるのですが、ダストシールは鉄粉が積もっています。
↓キャリパー内部
ぬるま湯と中性洗剤にて、ゴシゴシ。
汚れは21年間分なので、落としきれませんでしたので、ほどほどです。
ピストンのボア内に傷はないので、問題なし。
⇒傷が大きい場合、ブレーキフルードが漏れ出す可能性が高くなるので、
キャリパー本体の交換となります。
↓ 新品のシール類
シール類は、新品に交換となります。
シール類は一式あります。
ダストシール✕6個(上段の6個)
オイルシール✕6個(下段の6個)
Oリング✕2個(キャリパー間のブレーキフルード経路用)
注意するのは、2つだけ径の小さいピストンがあるため、ゴム類も小さくなっています。
写真左側の4つが若干小さくなっています。
↓ 組み立て
清掃作業は終了したので、いよいよ、キャリパーを組み立て作業となります。
写真にあるネジは、キャリパー本体につく、ブリーザーバルブとフルード用のバンジョウボルトです。
↓ ピストン組込
ピストンは元の場所にはめるようにしました。(同じ大きさといえども・・・)
シリコングリスを塗布したので、指で押せば、スッと入りました。
↓ チタンボルト
キャリパーは2分割しているため、キャリパーハウジングボルトで留めることになります。
今回は少し奮発して、チタンボルト(ZETA製)を8本購入しました。
目的は、ボルトに錆が発生していたため、見栄えをよくすること及び、軽量化をすることです。
参考
・キャリパーハウジングボルト M8✕40mm、ピッチ1.25mm
・重さ 純正ボルト✕4・・・77g チタンボルト✕4・・・45g
・チタンは錆びず、強度が高いとのこと
↓ 仮組み立て
手で持ってでは、必要なトルクがかけられないため、仮に組み立てとなります。
キャリパーハウジングボルト(チタンボルト)は4箇所締め付けるため、4本必要となります。
↓ 取付完了(右側)
これで右側(アクセル側)のブレーキキャリパーのオーバーホールは完了となります。
hayabusaはダブルディスクのため、左側(クラッチ側)にもブレーキキャリパーがあります。
↓ 分解直後(左側)
右側と同じような汚れでした。
そのほか、特に異常は認められません。
↓ キャリパー清掃(左側)
右側と同じように、中性洗剤で汚れを極力落とし、最後にWAXをかけて清掃作業は終了。
↓ ピストン組込
右側同様に、ピストンを組込ました。
↓ 取付完了(左側)
左側(クラッチ側)もオーバーホール作業完了です。
↓ フルード注入&エア抜き
リアブレーキの時には、簡単にすぐに終わったのですが、フロントはかなり手こずりました。
エアが抜けず、なかなかブレーキフルード(ブレーキ液)が充填されません。
そこで、
①右側のキャリパーを取り外し、極力上にあげ、ホース内の空気を上に上げる
②マスターシリンダーの付け根に空気が溜まっていそうでしたので、マスターシリンダーを
取り外し、空気がリザーバータンクに抜けるよう傾けたりして空気を上に逃がす
③全てのブリーバーバルブ(水道の蛇口に相当)にも空気が溜まっている可能性があるので、
バルブからフルード液を一回抜いてみる
を実践したところ、エア抜きが出来た模様です。
すでに暗くなってしまったので、明日試運転となります。
2024.10.31 道の駅しもごう (紅葉はまだでした)
メンテナンスその53その1(Fブレーキ マスターシリンダーオーバーホール) [メンテナンス]
ひさしぶりの投稿です。
今回は、フロントブレーキのオーバーホールにチャレンジしました。
時間があまり取れないため、数日にわたり、作業を予定しています。
その1として、「マスターシリンダーのオーバーホール」を紹介します。
↓今回の作業対象 「マスターシリンダー」
フロントブレーキは油圧式(ブレーキフルードを介して、ブレーキを掛ける方式)。
油圧式では、ブレーキレバーを握ると、ブレーキレバーの力を「マスターシリンダー」にて、ブレーキフルード(ブレーキ液)に圧力を掛けて、ブレーキを掛けます。
⇒油圧式の仕組みは、他のホームページにたくさん記載されていますので、ここでは割愛します。
今回の作業は、この「マスターシリンダー」に内蔵されているピストン(ブレーキフルードに圧力をかける部品)の交換をいたします。
では、ブレーキフルードを抜きます。
↓ 作業1 養生
ブレーキフルードは、塗装を剥がすほどの有害な液体です。
このため、こぼれぬよう、タオルで養生をいたします。
準備完了なので、ブレーキフルードを抜きます。
↓ 作業2-1 フルード抜く
フルードは液体のため、下側から抜きます。
写真のように、ブレーキキャリパーのブリーザー(蛇口)からホースを差し込み、ブレーキレバーをにぎにぎしつつ、抜きます。
↓ 作業2-2 フルード抜く
マスターシリンダーのリザーバータンク内にあったブレーキフルードを全て抜きました。
次は、マスターシリンダーの取り外しです。
↓ 作業3-1 マスターシリンダー取外(その1)
↓ 作業3-2 マスターシリンダー取外(その2)
分解するため、マスターシリンダーを取り外します。
ホース内やシリンダー内に、有害なブレーキフルードが残っているため、ビニール袋などで養生してから、慎重に取り外します。
↓ 作業4 清掃
綿棒にて、リザーバータンク内をフキフキします。
↓ 作業5 ピストン取外
Cリングを抜き取ります。
プライヤーが無くても、針のような先が尖った工具で十分取り外せます。
ピストン本体ですが、一部ゴムがあります。
21年間、無交換でしたが、全く劣化がない模様でした。
↓ 作業6 ボア内チェック
ピストン内のボア壁も傷が全く無いので、問題なしです。
↓ 作業7 新ピストン取付
無事に取付完了。
こちらも針のような工具のみでcリングの取付が簡単にできました。
時計ドライバー(小さなマイナスドライバー)でも十分取付できると思います。
あとは、ハンドルに戻して完了です。
次回は、ブレーキキャリパーのオーバーホールを紹介します。
2024.5 静岡県下田 (半年前ですが、新緑がきもちよかったです)
今回は、フロントブレーキのオーバーホールにチャレンジしました。
時間があまり取れないため、数日にわたり、作業を予定しています。
その1として、「マスターシリンダーのオーバーホール」を紹介します。
↓今回の作業対象 「マスターシリンダー」
フロントブレーキは油圧式(ブレーキフルードを介して、ブレーキを掛ける方式)。
油圧式では、ブレーキレバーを握ると、ブレーキレバーの力を「マスターシリンダー」にて、ブレーキフルード(ブレーキ液)に圧力を掛けて、ブレーキを掛けます。
⇒油圧式の仕組みは、他のホームページにたくさん記載されていますので、ここでは割愛します。
今回の作業は、この「マスターシリンダー」に内蔵されているピストン(ブレーキフルードに圧力をかける部品)の交換をいたします。
では、ブレーキフルードを抜きます。
↓ 作業1 養生
ブレーキフルードは、塗装を剥がすほどの有害な液体です。
このため、こぼれぬよう、タオルで養生をいたします。
準備完了なので、ブレーキフルードを抜きます。
↓ 作業2-1 フルード抜く
フルードは液体のため、下側から抜きます。
写真のように、ブレーキキャリパーのブリーザー(蛇口)からホースを差し込み、ブレーキレバーをにぎにぎしつつ、抜きます。
↓ 作業2-2 フルード抜く
マスターシリンダーのリザーバータンク内にあったブレーキフルードを全て抜きました。
次は、マスターシリンダーの取り外しです。
↓ 作業3-1 マスターシリンダー取外(その1)
↓ 作業3-2 マスターシリンダー取外(その2)
分解するため、マスターシリンダーを取り外します。
ホース内やシリンダー内に、有害なブレーキフルードが残っているため、ビニール袋などで養生してから、慎重に取り外します。
↓ 作業4 清掃
綿棒にて、リザーバータンク内をフキフキします。
↓ 作業5 ピストン取外
Cリングを抜き取ります。
プライヤーが無くても、針のような先が尖った工具で十分取り外せます。
ピストン本体ですが、一部ゴムがあります。
21年間、無交換でしたが、全く劣化がない模様でした。
↓ 作業6 ボア内チェック
ピストン内のボア壁も傷が全く無いので、問題なしです。
↓ 作業7 新ピストン取付
無事に取付完了。
こちらも針のような工具のみでcリングの取付が簡単にできました。
時計ドライバー(小さなマイナスドライバー)でも十分取付できると思います。
あとは、ハンドルに戻して完了です。
次回は、ブレーキキャリパーのオーバーホールを紹介します。
2024.5 静岡県下田 (半年前ですが、新緑がきもちよかったです)
ハンドル振動対策 [バイクアイテム]
9月三連休(9/21~9/23)は、凄い気候変更でした。
9/21 猛暑日(夜も29℃)
9/22 雨(夜は23℃)
9/23 曇り26℃
三連休後半は寒く感じる位でした。
さて、今回は時間が有り余ったので、ハンドル振動対策について、実験をしました。
従来から、振動対策として、ハンドルバーエンドにはかなり重いバーエンド(ハンドルの端のゴールド部分)を装着していました。
↓ バーエンド
これでも、高速道路ではIC区間を超える度に、
右手の指が振動にやられて、感覚がないほどのしびれでした。
ブレーキ操作もできるか不安になる位です。
そこで、防振ゴムを挿入することにしました。
↓ 今回、防振ゴム交換する部分
数年前に、防振ゴムを噛ましたところ、かなり軽減できました。
⇒ IC区間を2区間くらいは、大丈夫になりました
今回はさらなる防振対策のため、防振ゴムをもう少し厚くしてみました。
では、防振ゴムの交換作業です。
まずは、バーエンドを取り外します。
↓ バーエンド取り外し1
初代hayabusaは、ボルトで固定されているため、これを取り外します。
ちなみに、ボルトの大きさは、M6✕長さ60mmのキャップボルトです。
↓ バーエンド取り外し2
↓ バーエンド取り外し3
初代hayabusaは少し形状が独特かもしれませんが、真っ平らです。
つまり、ボルトで接触しているだけです。(防振効果が無いような・・・)
さらなる防振対策はこの真っ平らな部分に、防振ゴムを噛まします。
↓ 防振対策(防振ゴム)
以前の防振ゴムは、何かに使っていたゴムを噛ましていましたが、
これがかなり効果的で、防振効果が高まっていました。
とはいえ、振動が若干軽減した程度で、高速道路ではやはり、右手のしびれはヒドイです。
そこで、写真のように、少し厚いゴムを購入しました。
では、取付作業です。
↓ 取付中
写真のように、単純でハンドルとバーエンドの間に挟むだけです。
⇒隙間をあけているのは、説明のため。これからボルトで締めます。
あまり、強くボルトを締めると、ゴム効果がなくなるので、手加減調整となります。
⇒ゆるめると、ボルトが外れてしまうので、感覚的には1kgf/m程度のトルクとします。
↓ 取付完了1
あまり効果が感じられないようであれば、若干ですが、少し緩めようと思います。
↓ 取付完了2
これで完了です。
アクセルとの隙間もほどよくあり、運転操縦には支障がないことを確認します。
(アクセルが防振ゴムに引っかかり、戻らないと運転が危険となります)
今後の走行が楽しみです。
インプレッションは後日です。
9/21 猛暑日(夜も29℃)
9/22 雨(夜は23℃)
9/23 曇り26℃
三連休後半は寒く感じる位でした。
さて、今回は時間が有り余ったので、ハンドル振動対策について、実験をしました。
従来から、振動対策として、ハンドルバーエンドにはかなり重いバーエンド(ハンドルの端のゴールド部分)を装着していました。
↓ バーエンド
これでも、高速道路ではIC区間を超える度に、
右手の指が振動にやられて、感覚がないほどのしびれでした。
ブレーキ操作もできるか不安になる位です。
そこで、防振ゴムを挿入することにしました。
↓ 今回、防振ゴム交換する部分
数年前に、防振ゴムを噛ましたところ、かなり軽減できました。
⇒ IC区間を2区間くらいは、大丈夫になりました
今回はさらなる防振対策のため、防振ゴムをもう少し厚くしてみました。
では、防振ゴムの交換作業です。
まずは、バーエンドを取り外します。
↓ バーエンド取り外し1
初代hayabusaは、ボルトで固定されているため、これを取り外します。
ちなみに、ボルトの大きさは、M6✕長さ60mmのキャップボルトです。
↓ バーエンド取り外し2
↓ バーエンド取り外し3
初代hayabusaは少し形状が独特かもしれませんが、真っ平らです。
つまり、ボルトで接触しているだけです。(防振効果が無いような・・・)
さらなる防振対策はこの真っ平らな部分に、防振ゴムを噛まします。
↓ 防振対策(防振ゴム)
以前の防振ゴムは、何かに使っていたゴムを噛ましていましたが、
これがかなり効果的で、防振効果が高まっていました。
とはいえ、振動が若干軽減した程度で、高速道路ではやはり、右手のしびれはヒドイです。
そこで、写真のように、少し厚いゴムを購入しました。
では、取付作業です。
↓ 取付中
写真のように、単純でハンドルとバーエンドの間に挟むだけです。
⇒隙間をあけているのは、説明のため。これからボルトで締めます。
あまり、強くボルトを締めると、ゴム効果がなくなるので、手加減調整となります。
⇒ゆるめると、ボルトが外れてしまうので、感覚的には1kgf/m程度のトルクとします。
↓ 取付完了1
あまり効果が感じられないようであれば、若干ですが、少し緩めようと思います。
↓ 取付完了2
これで完了です。
アクセルとの隙間もほどよくあり、運転操縦には支障がないことを確認します。
(アクセルが防振ゴムに引っかかり、戻らないと運転が危険となります)
今後の走行が楽しみです。
インプレッションは後日です。
メンテナンスその52(フロント:タイヤ交換、ホイールベアリング交換) [メンテナンス]
先日、フロントのみですが、タイヤ交換&ホイールベアリング交換をしました。
↓ 今回交換箇所
今回は、
・タイヤは3年ぶり、
・ホイールベアリングは10年ぶり
の交換となります。
①フロントタイヤ
ブリジストン「S22」。
このタイヤはグリップが大変よく、絶対的な安心感がありました。
↓「S22」:フロント
写真でわかるように、スリップサイン※が出まくっています。
また、タイヤ形状も真ん中が平らになってきてしまっています。
※スリップサイン
タイヤの溝に「すこし浅い溝」を作っておきます。
タイヤが摩耗してくると、当然、タイヤの溝の深さは浅くなってきます。
摩耗が進んでくると、写真のように、「少し浅い溝」のところは溝がなくなるようになります。
これを「スリップサイン」と呼んでおり、車やバイクに用いる全てのタイヤには、
このような「スリップサイン」が出るような作りをしています。
さて、このタイヤですが、3年間で走行距離は14,110kmでした。
感想としては、
・グリップ力がかなりよく、絶対的な安心感があった
⇒グリップ力は2年以上、同じでしたが、摩耗が激しくなってきてからは、少し安心感が
減ってきました。
・ロードノイズは最後まで少なかった
・摩耗耐久性ですが、私の運転では10,000kmまではそれほど摩耗している感じはなかった
のですが、10,000kmを超えてからは、摩耗の進行度合いは激しくなった感じでした。
ということで、スポーツタイヤといいつつ、hayabusaの重量車でもかなりの寿命はありました。
⇒となると、ツーリングタイヤ「T32]だと、ほとんど摩耗しないかもしれません。
↓ 参考:リアタイヤ「S22」
ちなみに、リアタイヤですが、まだまだ、使用できそうです。
スリップサインはでておらず、溝はまだまだあります。
また、真ん中は若干はすり減っていますが、フロントほど真っ平らにはなっていません。
また、ゴムの劣化もそれほどないように感じますので、リアは来年に交換でも大丈夫かもしれません。
②ホイールベアリング交換
タイヤ交換と一緒にホイールベアリングを交換することにしました。
おそらく大丈夫かと思いますが、フロントホイールのベアリングは10年間交換していません。
私レベルでは何もできないので、ノーメンテでした。
今回、予防保全のため、10年ぶりとなりますが、交換としました。
↓ ホイールベアリング交換(分解図)
ベアリングと一緒に、分解図にある「カラー」も交換することにしました。
分解図の色の箇所について、交換をしました。
↓ ホイールベアリング(10年使用したベアリング)
写真からですとダストシールしか見えないため、当然、ベアリングがどのような状況が見えません。
グリス漏れなどもなく、きれいでした。
↓ NEWタイヤ:ブリジストン「S23」その1
タイヤ外しは、自分ではできないため、今回は「2りんかん、沼南店」にて依頼をしました。
「S22」はとてもよかったタイヤですが、すでに廃盤となっています。
しかし、後継タイヤ「S23」が販売されています。
「S23」は、「S21」と「S22」の良い所どりで開発されたとか。
リアタイヤは「S22」なので、フロントは同じようなプロファイル(タイヤ形状)で、
同じようなパターンのタイヤということで、「S23」を選択しました。
↓ NEWタイヤ: ブリジストン「S23」その2
製造年月日が新しいタイヤの方がよいので、2りんかんにある一番新しいタイヤを選択しました。
「2424」とのことなので、2024年第24週製造。5月くらいなので、まだ2ヶ月弱しか
経過していません。
自宅までの帰宅する距離(10km程度)しか走行していませんが、ロードノイズもなく、
操縦も「S22」と違和感がまったくないので、選択はよかったかと思いました。
↓ 今回交換箇所
今回は、
・タイヤは3年ぶり、
・ホイールベアリングは10年ぶり
の交換となります。
①フロントタイヤ
ブリジストン「S22」。
このタイヤはグリップが大変よく、絶対的な安心感がありました。
↓「S22」:フロント
写真でわかるように、スリップサイン※が出まくっています。
また、タイヤ形状も真ん中が平らになってきてしまっています。
※スリップサイン
タイヤの溝に「すこし浅い溝」を作っておきます。
タイヤが摩耗してくると、当然、タイヤの溝の深さは浅くなってきます。
摩耗が進んでくると、写真のように、「少し浅い溝」のところは溝がなくなるようになります。
これを「スリップサイン」と呼んでおり、車やバイクに用いる全てのタイヤには、
このような「スリップサイン」が出るような作りをしています。
さて、このタイヤですが、3年間で走行距離は14,110kmでした。
感想としては、
・グリップ力がかなりよく、絶対的な安心感があった
⇒グリップ力は2年以上、同じでしたが、摩耗が激しくなってきてからは、少し安心感が
減ってきました。
・ロードノイズは最後まで少なかった
・摩耗耐久性ですが、私の運転では10,000kmまではそれほど摩耗している感じはなかった
のですが、10,000kmを超えてからは、摩耗の進行度合いは激しくなった感じでした。
ということで、スポーツタイヤといいつつ、hayabusaの重量車でもかなりの寿命はありました。
⇒となると、ツーリングタイヤ「T32]だと、ほとんど摩耗しないかもしれません。
↓ 参考:リアタイヤ「S22」
ちなみに、リアタイヤですが、まだまだ、使用できそうです。
スリップサインはでておらず、溝はまだまだあります。
また、真ん中は若干はすり減っていますが、フロントほど真っ平らにはなっていません。
また、ゴムの劣化もそれほどないように感じますので、リアは来年に交換でも大丈夫かもしれません。
②ホイールベアリング交換
タイヤ交換と一緒にホイールベアリングを交換することにしました。
おそらく大丈夫かと思いますが、フロントホイールのベアリングは10年間交換していません。
私レベルでは何もできないので、ノーメンテでした。
今回、予防保全のため、10年ぶりとなりますが、交換としました。
↓ ホイールベアリング交換(分解図)
ベアリングと一緒に、分解図にある「カラー」も交換することにしました。
分解図の色の箇所について、交換をしました。
↓ ホイールベアリング(10年使用したベアリング)
写真からですとダストシールしか見えないため、当然、ベアリングがどのような状況が見えません。
グリス漏れなどもなく、きれいでした。
↓ NEWタイヤ:ブリジストン「S23」その1
タイヤ外しは、自分ではできないため、今回は「2りんかん、沼南店」にて依頼をしました。
「S22」はとてもよかったタイヤですが、すでに廃盤となっています。
しかし、後継タイヤ「S23」が販売されています。
「S23」は、「S21」と「S22」の良い所どりで開発されたとか。
リアタイヤは「S22」なので、フロントは同じようなプロファイル(タイヤ形状)で、
同じようなパターンのタイヤということで、「S23」を選択しました。
↓ NEWタイヤ: ブリジストン「S23」その2
製造年月日が新しいタイヤの方がよいので、2りんかんにある一番新しいタイヤを選択しました。
「2424」とのことなので、2024年第24週製造。5月くらいなので、まだ2ヶ月弱しか
経過していません。
自宅までの帰宅する距離(10km程度)しか走行していませんが、ロードノイズもなく、
操縦も「S22」と違和感がまったくないので、選択はよかったかと思いました。
メンテナンスその51(リアのブレーキキャリパーとマスターシリンダーのOH) [メンテナンス]
本日(5/25)は天気がよい予報でしたので、メンテナンスを実施しました。
↓ 今回作業する箇所
今回のメンテナンスは、リア側の「ブレーキキャリパー」と「マスターシリンダー」
に使用しているゴム類の交換をします。
21年間、無交換だったためか、ブレーキのタッチがかなりぎこちないので、
まずは、リア側のブレーキ系から、ゴム類の交換をしようと思いました。
⇒ 今後は予算が付き次第、フロント側ブレーキと、クラッチの2系統を行おうと思います。
↓ 交換する部品
交換する箇所は2箇所
①「マスターシリンダー」
:ピストン一式。ピストンに附随するゴムを交換したかったのですが、
ピストン一式での注文しかなかったので、アッセンブリー交換となります。
:純正部品 69600-04821(k3用)・・・PISTON/CUP set(マスターポンプ、アッセンブリー)¥2,200
⇒K3とは、2003年型を示す
②「ブレーキキャリパー」
:キャリパー側は、オイルシール、ダストシール、Oリング。
:純正部品 69101-05840(k3用)・・・SEAL SET,PISTON(シール類一式セット)¥1,430
:純正部品 69686-34200(k3用)・・・O RING(Oリング)¥110
:その他・・・ ブレーキホース用ワッシャー・・・Φ10、厚さ1mm (スエッジライン製)
:その他2・・・ キャリパーブリーダーバルブ、キャリパーマウントボルト、
キャリパーハウジングボルト、キャリパーピストンは再利用。
↓ 純正部品
では、作業を開始します。
↓ フルード液抜き
hayabusaのブレーキは油圧式※です。
※油圧式・・・ ブレーキホース内にブレーキオイルを充填しておき、
このオイルに圧力を掛けることで、ブレーキパットを押す方式。
⇒ブレーキパットを押し出すとブレーキがかかります。
作業開始前に、油圧式の「ブレーキオイル」つまり、ブレーキフルードを抜きます。
抜き方はすごく簡単で、ブレーキキャリパーにあるブリード(水道の蛇口に相当)をゆるめ、
ブレーキペダルを踏むだけです。
↓ マスターシリンダー
ブレーキフルードが抜けましたので、「マスターシリンダー」本体を取り外します。
なお、ブレーキフルード液が残っている可能性があるため、タオルをかけまくりました。
↓ マスターシリンダー取り外し
取り外した直後。
さらに分解して、ピストン本体を取り外します。
Cリングで留まっているので、ペンチ工具で取り外しますが、
うまくできず、悪戦苦闘・・・。
↓ マスターシリンダー内部
写真では黒くなって見えません。
⇒手前によく映っているのは、外部からのゴミによる汚れで、ブレーキ内部とは無関係です
シリンダー内部はきれいでしたが、若干、小さな傷がありました。
削り取られたような深い傷ではなかったので、問題なしと判断しました。
⇒本来、傷があればシリンダー本体の交換をすべきですが、自己判断です。
↓ ピストン本体
マスターシリンダー内に入っているピストン本体です。
油圧式の場合、ブレーキペダルを踏むと、このピストンが動き、
ブレーキフルード液に圧力を掛けることになります。
ゴム類は手で触ると、黒い粉のようなものが付着しました。
⇒水道のゴムパッキンと同じような状態でした。水道も、この状態だと要交換。
↓ マスターシリンダー換装完了
ピストン本体を交換し、これで換装完了です。
↓ マスターシリンダー 車体取付
あとは、元通りに車体に取付します。
↓ ブレーキキャリパー
次の作業は、「ブレーキキャリパー」側のオーバーホールです。
こちらは、「ダストシール」、「オイルシール」、「oリング」の交換となります。
↓ ブレーキキャリパー取り外し
全て分解しました。
おどろくほど、単純な構造です。
左右に、大きな丸のような形をしているのが、キャリパー内にあるピストンです。
⇒ブレーキフルードに圧力がかかると、このピストンが押し出され、ブレーキがかかる仕組みです
ブレーキキャリパーは、ピストン(丸のような筒)を動かすためだけの
箱の役割をしているだけです。
さらに、分解していきます。
↓ ピストン外し
ピストン外し。
かなり固く、外すまで少々時間がかかりました。
ライダー含めて300kg近い物体を時速300km/hからのブレーキングすることを
前提に作られているので、手で簡単に外せるとは思っていませんでしたが、
これほど固いとは・・・。
⇒フロント側は6ポットキャリパーで、ダブルディスクとなると、計12個このような作業
となます。近い将来の作業を考えると少々、凹んだ気持ちになりました。
↓ 内部
ピストンを取り外したキャリパー内部です。
・ピストンボア壁面
傷もなくきれいです。
ここに傷があると、キャリパー本体の交換となります。
・ゴム類
写真のように、ゴム類はブレーキフルード液が漏れ出さないように、
リングの形をしたゴムをはめ込んでいるだけです。
写真奥側が、「オイルシール」。
オイルシールはブレーキフルード液が漏れ出さないようにせき止める役目。
写真手前が、「ダストシール」。
外からのゴミが内部に入って、「オイルシール」を痛めないようにせき止める役目。
↓ キャリパーの洗浄(表側)
↓ キャリパーの洗浄(裏側)
洗浄といっても、熱めのお湯に浸して、ママレモンを使い、歯ブラシでフキフキするだけです。
21年間、放置していたので、新品のようにピカピカには、なりませんでした。
ここからは、戻し作業となります。
↓ シール類装着
新しいシール類を装着します。
矢印はありませんが、写真一番左にも、Oリング(黒い丸形のゴム)も忘れずに装着します。
このOリングは、キャリパーが2分割しているため、ブレーキフルードが境目から
にじんでこないように、ゴムでパッキングします。
↓ ピストン装着
ピストン本体にシリコングリスを塗布して、装着しました。
意外や意外。
指で触った程度ですが、スルッと、入りました。
これで、フルード液漏れないの?と思うくらい、スルッと入ってしまったので少々不安です。
↓ 仮組み立て
ボルトを規定トルクで締めればいいのですが、
手に持っている状態のため、力が入らず、規定のトルク値でしめつけられません。
なので、仮組み立てとなります。
↓ キャリパー取付1
↓ キャリパー取付2
キャリパーを車体に取付、規定トルク値で全箇所、締め付けします。
↓ 作業完了
最後に、ブレーキフルードを入れて、終了です。
エアー抜きは、少々、時間と大量のフルード液が必要でしたが、完了です。
次回は、クラッチ系のオーバーホールかな。
↓ 今回作業する箇所
今回のメンテナンスは、リア側の「ブレーキキャリパー」と「マスターシリンダー」
に使用しているゴム類の交換をします。
21年間、無交換だったためか、ブレーキのタッチがかなりぎこちないので、
まずは、リア側のブレーキ系から、ゴム類の交換をしようと思いました。
⇒ 今後は予算が付き次第、フロント側ブレーキと、クラッチの2系統を行おうと思います。
↓ 交換する部品
交換する箇所は2箇所
①「マスターシリンダー」
:ピストン一式。ピストンに附随するゴムを交換したかったのですが、
ピストン一式での注文しかなかったので、アッセンブリー交換となります。
:純正部品 69600-04821(k3用)・・・PISTON/CUP set(マスターポンプ、アッセンブリー)¥2,200
⇒K3とは、2003年型を示す
②「ブレーキキャリパー」
:キャリパー側は、オイルシール、ダストシール、Oリング。
:純正部品 69101-05840(k3用)・・・SEAL SET,PISTON(シール類一式セット)¥1,430
:純正部品 69686-34200(k3用)・・・O RING(Oリング)¥110
:その他・・・ ブレーキホース用ワッシャー・・・Φ10、厚さ1mm (スエッジライン製)
:その他2・・・ キャリパーブリーダーバルブ、キャリパーマウントボルト、
キャリパーハウジングボルト、キャリパーピストンは再利用。
↓ 純正部品
では、作業を開始します。
↓ フルード液抜き
hayabusaのブレーキは油圧式※です。
※油圧式・・・ ブレーキホース内にブレーキオイルを充填しておき、
このオイルに圧力を掛けることで、ブレーキパットを押す方式。
⇒ブレーキパットを押し出すとブレーキがかかります。
作業開始前に、油圧式の「ブレーキオイル」つまり、ブレーキフルードを抜きます。
抜き方はすごく簡単で、ブレーキキャリパーにあるブリード(水道の蛇口に相当)をゆるめ、
ブレーキペダルを踏むだけです。
↓ マスターシリンダー
ブレーキフルードが抜けましたので、「マスターシリンダー」本体を取り外します。
なお、ブレーキフルード液が残っている可能性があるため、タオルをかけまくりました。
↓ マスターシリンダー取り外し
取り外した直後。
さらに分解して、ピストン本体を取り外します。
Cリングで留まっているので、ペンチ工具で取り外しますが、
うまくできず、悪戦苦闘・・・。
↓ マスターシリンダー内部
写真では黒くなって見えません。
⇒手前によく映っているのは、外部からのゴミによる汚れで、ブレーキ内部とは無関係です
シリンダー内部はきれいでしたが、若干、小さな傷がありました。
削り取られたような深い傷ではなかったので、問題なしと判断しました。
⇒本来、傷があればシリンダー本体の交換をすべきですが、自己判断です。
↓ ピストン本体
マスターシリンダー内に入っているピストン本体です。
油圧式の場合、ブレーキペダルを踏むと、このピストンが動き、
ブレーキフルード液に圧力を掛けることになります。
ゴム類は手で触ると、黒い粉のようなものが付着しました。
⇒水道のゴムパッキンと同じような状態でした。水道も、この状態だと要交換。
↓ マスターシリンダー換装完了
ピストン本体を交換し、これで換装完了です。
↓ マスターシリンダー 車体取付
あとは、元通りに車体に取付します。
↓ ブレーキキャリパー
次の作業は、「ブレーキキャリパー」側のオーバーホールです。
こちらは、「ダストシール」、「オイルシール」、「oリング」の交換となります。
↓ ブレーキキャリパー取り外し
全て分解しました。
おどろくほど、単純な構造です。
左右に、大きな丸のような形をしているのが、キャリパー内にあるピストンです。
⇒ブレーキフルードに圧力がかかると、このピストンが押し出され、ブレーキがかかる仕組みです
ブレーキキャリパーは、ピストン(丸のような筒)を動かすためだけの
箱の役割をしているだけです。
さらに、分解していきます。
↓ ピストン外し
ピストン外し。
かなり固く、外すまで少々時間がかかりました。
ライダー含めて300kg近い物体を時速300km/hからのブレーキングすることを
前提に作られているので、手で簡単に外せるとは思っていませんでしたが、
これほど固いとは・・・。
⇒フロント側は6ポットキャリパーで、ダブルディスクとなると、計12個このような作業
となます。近い将来の作業を考えると少々、凹んだ気持ちになりました。
↓ 内部
ピストンを取り外したキャリパー内部です。
・ピストンボア壁面
傷もなくきれいです。
ここに傷があると、キャリパー本体の交換となります。
・ゴム類
写真のように、ゴム類はブレーキフルード液が漏れ出さないように、
リングの形をしたゴムをはめ込んでいるだけです。
写真奥側が、「オイルシール」。
オイルシールはブレーキフルード液が漏れ出さないようにせき止める役目。
写真手前が、「ダストシール」。
外からのゴミが内部に入って、「オイルシール」を痛めないようにせき止める役目。
↓ キャリパーの洗浄(表側)
↓ キャリパーの洗浄(裏側)
洗浄といっても、熱めのお湯に浸して、ママレモンを使い、歯ブラシでフキフキするだけです。
21年間、放置していたので、新品のようにピカピカには、なりませんでした。
ここからは、戻し作業となります。
↓ シール類装着
新しいシール類を装着します。
矢印はありませんが、写真一番左にも、Oリング(黒い丸形のゴム)も忘れずに装着します。
このOリングは、キャリパーが2分割しているため、ブレーキフルードが境目から
にじんでこないように、ゴムでパッキングします。
↓ ピストン装着
ピストン本体にシリコングリスを塗布して、装着しました。
意外や意外。
指で触った程度ですが、スルッと、入りました。
これで、フルード液漏れないの?と思うくらい、スルッと入ってしまったので少々不安です。
↓ 仮組み立て
ボルトを規定トルクで締めればいいのですが、
手に持っている状態のため、力が入らず、規定のトルク値でしめつけられません。
なので、仮組み立てとなります。
↓ キャリパー取付1
↓ キャリパー取付2
キャリパーを車体に取付、規定トルク値で全箇所、締め付けします。
↓ 作業完了
最後に、ブレーキフルードを入れて、終了です。
エアー抜きは、少々、時間と大量のフルード液が必要でしたが、完了です。
次回は、クラッチ系のオーバーホールかな。
メンテナンスその50(オイル交換 YAMALUBE) [メンテナンス]
久しぶりの投稿です。
GW中に、オイル交換を実施しました。
今回は、2りんかん松戸店にて、お正月福袋コーナーで購入した”YAMALUBE"です。
”WAKO'S トリプルアール” が大幅値上げしてしまい、手が出ないため、次期オイルを求めての第3弾。
⇒ 第1弾:MOTUL7100、 第2弾:kawasaki”凄強”に続きの第3弾です。
↓今回購入のYAMALUBE (ペグ缶の中には、オイル以外の商品も多数!)
お正月に暇でしたので、2りんかんに、お正月割引ないかなぁ~と物色してました。
以前から目をつけていた、”YAMALUBE Premium 10w40"が、ペグ缶に4本入って売ってました。
ペグ缶も椅子代わりに欲しかったので、一石二鳥です。
↓ 購入レシート
売れ残りなのか、さらに店長割引で、¥8,980の格安。
しかも、割引チケットを行使し、さらに¥500引き。
こんな幸運があっていいだろうか。
購入後、今年も3日目にして、今年の運を使い切ってしまった感じもしました。
↓ オイル交換作業
いつものように、自宅前でオイル交換。
今回は、オイルフィルター交換しないので、カウル外さず、このままで交換作業です。
交換後の所感
”WAKO'S トリプルアール”のようなオイル粘度。
エンジンノイズも小さく、アイドリングもかなり安定しており、ギアの入りもGOODです。
あとは、寿命がどのくらいかです。
付記: 第3弾までの所感(★あくまで、私の所感であり、絶対的な評価ではありません)
第1弾 MOTUL 「7100T」 10W-40
(GOOD)
・かなり、薄いオイル。
・エンジンのフケはかなり軽く、ギアの入りはスコンと軽く入る。
(BAD)
・エンジンノイズが大きい
・N(ニュートラル)から1速への入りが、ガチャンとかなり大きな振動が発生
・走行距離が1000kmでしたが、3ヶ月で寿命。
(以前経験したオイル寿命と同じように、エンジン上部からカラカラ音が発生)
第2弾 kawasaki純正オイル「凄強」10W-50
(GOOD)
・wako's トリプルアールのようなオイル粘膜。
・エンジンノイズは、小さい
・ギアの入りは普通。(motulと比較すると悪い)
・エンジンの吹けはもっさり感。(MOTULとの比較)
(BAD)
・これと言ってなかった
・3000km走行/半年 きっかりで寿命か。
(アイドリングが不安定。エンジンも息継ぎするような感じ)
・廃油時に確認したところ、スラッジがかなり多い
第3弾 YAMALUBE PREMIUM 10W-40
まだ10kmなので、今後、インプレ予定
GW中に、オイル交換を実施しました。
今回は、2りんかん松戸店にて、お正月福袋コーナーで購入した”YAMALUBE"です。
”WAKO'S トリプルアール” が大幅値上げしてしまい、手が出ないため、次期オイルを求めての第3弾。
⇒ 第1弾:MOTUL7100、 第2弾:kawasaki”凄強”に続きの第3弾です。
↓今回購入のYAMALUBE (ペグ缶の中には、オイル以外の商品も多数!)
お正月に暇でしたので、2りんかんに、お正月割引ないかなぁ~と物色してました。
以前から目をつけていた、”YAMALUBE Premium 10w40"が、ペグ缶に4本入って売ってました。
ペグ缶も椅子代わりに欲しかったので、一石二鳥です。
↓ 購入レシート
売れ残りなのか、さらに店長割引で、¥8,980の格安。
しかも、割引チケットを行使し、さらに¥500引き。
こんな幸運があっていいだろうか。
購入後、今年も3日目にして、今年の運を使い切ってしまった感じもしました。
↓ オイル交換作業
いつものように、自宅前でオイル交換。
今回は、オイルフィルター交換しないので、カウル外さず、このままで交換作業です。
交換後の所感
”WAKO'S トリプルアール”のようなオイル粘度。
エンジンノイズも小さく、アイドリングもかなり安定しており、ギアの入りもGOODです。
あとは、寿命がどのくらいかです。
付記: 第3弾までの所感(★あくまで、私の所感であり、絶対的な評価ではありません)
第1弾 MOTUL 「7100T」 10W-40
(GOOD)
・かなり、薄いオイル。
・エンジンのフケはかなり軽く、ギアの入りはスコンと軽く入る。
(BAD)
・エンジンノイズが大きい
・N(ニュートラル)から1速への入りが、ガチャンとかなり大きな振動が発生
・走行距離が1000kmでしたが、3ヶ月で寿命。
(以前経験したオイル寿命と同じように、エンジン上部からカラカラ音が発生)
第2弾 kawasaki純正オイル「凄強」10W-50
(GOOD)
・wako's トリプルアールのようなオイル粘膜。
・エンジンノイズは、小さい
・ギアの入りは普通。(motulと比較すると悪い)
・エンジンの吹けはもっさり感。(MOTULとの比較)
(BAD)
・これと言ってなかった
・3000km走行/半年 きっかりで寿命か。
(アイドリングが不安定。エンジンも息継ぎするような感じ)
・廃油時に確認したところ、スラッジがかなり多い
第3弾 YAMALUBE PREMIUM 10W-40
まだ10kmなので、今後、インプレ予定
ヘルメットシールド フォトクロミック [バイクアイテム]
久しぶりの投稿です。
ヘルメットのシールド(ミラーシールド)がいよいよ寿命となってきました。
メッキが剥がれるように、ペラペラと剥がれてきました。
そこで、次世代のミラーシールドを探していました。
ふと立ち寄った「2りんかん 松戸店」にて、特価で最後のひとつが残っていたのが、
「フォトクロミック:photochromic」なるシールドでした。
本製品は紫外線に当たると黒くなり、当たらないと透明に変化するシールドとのこと。
つまり、
・昼間の走行・・・ 黒色シールド(スモークシールド)
・夜間やトンネル内の走行・・・ 透明なシールド(クリアシールド)
に変化するという魔法のようなシールドです。
私のヘルメットは、「SHOEI X-14」というヘルメット。
令和元年になる記念に購入したヘルメットです。
早くも、もう6年目なります。
すでに、次世代の「X-15」が販売されているため、当然のごとく「X-14」は旧モデル。
そのため、アイテムは売れ残りの特価なのかもしれません。
⇒実際、かなりの特価でした
↓ 購入したミラーシールド その1
本製品のミラーシールドは、紫外線によって、シールドの色が変わるというアイテム
なので、包装も紫外線を通さないものになっていました。
↓ 購入したミラーシールド その2
開封してみると、(当たり前なのですが)意外にも見た目はまったくの透明でした。
市販のクリアシールドそのものでした。(正直、何かだまされた感じがしました)
↓ ヘルメットに装着
違和感なく、クリアシールドです。
本日(3/24)の松戸市内の天気は曇りでした。
どのくらい、黒色(スモーク)になったかというと・・・、
↓ スモークシールドに変化(天気は曇り)
確かに黒くなりました。
ここまでの変化はおおよそ30sec程度。
気づいたら変化していたという感じです。
曇り空でも、ここまで黒くなるということは、晴れていたら、もっと黒くなるのかもしれません。
本日、初日なので、晴れの日は不明です。
いずれにせよ、耐久性が問題です。(個人的には5年はもってほしいところです)
ヘルメットのシールド(ミラーシールド)がいよいよ寿命となってきました。
メッキが剥がれるように、ペラペラと剥がれてきました。
そこで、次世代のミラーシールドを探していました。
ふと立ち寄った「2りんかん 松戸店」にて、特価で最後のひとつが残っていたのが、
「フォトクロミック:photochromic」なるシールドでした。
本製品は紫外線に当たると黒くなり、当たらないと透明に変化するシールドとのこと。
つまり、
・昼間の走行・・・ 黒色シールド(スモークシールド)
・夜間やトンネル内の走行・・・ 透明なシールド(クリアシールド)
に変化するという魔法のようなシールドです。
私のヘルメットは、「SHOEI X-14」というヘルメット。
令和元年になる記念に購入したヘルメットです。
早くも、もう6年目なります。
すでに、次世代の「X-15」が販売されているため、当然のごとく「X-14」は旧モデル。
そのため、アイテムは売れ残りの特価なのかもしれません。
⇒実際、かなりの特価でした
↓ 購入したミラーシールド その1
本製品のミラーシールドは、紫外線によって、シールドの色が変わるというアイテム
なので、包装も紫外線を通さないものになっていました。
↓ 購入したミラーシールド その2
開封してみると、(当たり前なのですが)意外にも見た目はまったくの透明でした。
市販のクリアシールドそのものでした。(正直、何かだまされた感じがしました)
↓ ヘルメットに装着
違和感なく、クリアシールドです。
本日(3/24)の松戸市内の天気は曇りでした。
どのくらい、黒色(スモーク)になったかというと・・・、
↓ スモークシールドに変化(天気は曇り)
確かに黒くなりました。
ここまでの変化はおおよそ30sec程度。
気づいたら変化していたという感じです。
曇り空でも、ここまで黒くなるということは、晴れていたら、もっと黒くなるのかもしれません。
本日、初日なので、晴れの日は不明です。
いずれにせよ、耐久性が問題です。(個人的には5年はもってほしいところです)
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