メンテナンス(その24)リアホイール(ゲイルスピードTYEP-E) [メンテナンス]
先日、リアホイールを交換しました。
純正ホイールは頑丈なので、まさか交換するとは・・・。
今回はナップス足立店に行き、相談。
整備スタッフがすごく丁寧で、技術的なことをたくさん教えてもらいました。
すごく良きスタッフでした。
感謝です。
結局、リアホイールの購入を検討。
純正ホイールを見積もったところ、ホイールに係わる部品(ベアリング類、ハブダンパー、ボルト類)を合計すると、社外品を買った方が安いことが判明。
ゲイルスピード(TYPE-E)を購入することに決定。
★購入したリアホイール(ゲイルスピード:TYPEーE)
右側面
左側面
スポークは8本。
確実に純正ホイールより、ホイール重量が軽くなり(9kg→6kg程度)、同じ値段でバネ下荷重が激減します。
→バネ下荷重:鉄の下駄を履いて走っているのが、スニカーを履いて走るようなイメージです。
直進安定性は落ちますが、軽快になると思うので、利点はあると、勝手に思い込みます。
町乗りでは、純正の重いホイールの方がバランスがとれており、良いらしいですが・・・。
★取付部拡大(右側): リアブレーキディスク周り
純正と比較してもかなりスリムになっており、軽量感があります。
ディスクの取付ボルトは、一回限りとのことで純正部品であろうと、
取替時は、必ず新品にするそうです。
★取付部拡大(左側): スプロケ周り
スプロケ取付ですが、こちらのボルトは付属されていた?みたいです。
きれいなボルトで、緩み止め付きナットでした。
→純正の時には使用されていない高価なボルトです。
★スプロケ
スプロケですが、ゲイルスピードのサイトを見ると、指定されたスプロケ:XAM という
メーカのスプロケを指定されていますが、サンスター製品も取付可能とのこと。
ただし、SUZUKIのバイクのみはスプロケの取付穴が特殊らしく、今付いているスプロケを
そのまま使用することはできないとのこと。(他のメーカのバイクならば、流用可能らしい)
今回は、ナップス足立店のアドバイスで、KAWASAKI車に取付するタイプのスプロケを購入することになりました。
★エアバルブ
ゲイルスピードの付属のエアバルブですが、全てシルバーのバルブだそうです。
購入時にみなさん、ホイールと同色のバルブを購入するそうです。
★エアバルブ
私も例に漏れず、黒としました。
キャップは今まで使用していたゴールド色のバルブキャップに交換。
感想
①当初の目的の不快な振動が皆無となりました。乗り心地がかなりよくなりました。
②確かに、ホイールが軽くなったみたいで、道路のギャップへの反応が早くなり、
まるで今までの道路が悪いようにギャップを細かく感じます。
→サスペンションが純正の重いホイールに対応したセッティングとなっているのが原因。
上手くサスペンションが働いていないので、サスペンションの再調整が必要。
③前後のホイールの重さが変わったことで、前後のバランス(チャタリング)がかなり変動。
→サスペンションの再調整が必要
④信号待ちの発進・停止や、車体の切り返しが少し機敏になった?ように感じます。
<セッティング後>
前後のサスペンションを調整した結果、かなりよくなりました。
私の調整:
リアサスペンション(NITRON製)
イニシャル・・・ 変更なし
高速コンプ(圧側) ・・・ 1クリック弱め
低速コンプ(圧側) ・・・ 変更なし
リバウンド(伸び側)・・・ 1クリック弱め
フロントサスペンション(純正)
イニシャル・・・ 変更なし
コンプ(圧側) ・・・ 1クリック強め
リバウンド(伸び側)・・・ 1クリック強め
リアホイール軽量化により、リアがよく動くようになったため、フロントが落ち着かなく
なった感じがしたので、フロントを強めにしました。
(乗り味はフロントを中心にクイックに曲がるような感じにしました)
★ゲイルスピードホイールのインプレッション
購入後、数ヶ月経過し、走行もそれなりになったのでインプレッションを追加します。
ホイールの軽量化は誰しもが気になるところです。
私は街乗りをメインとしたメリットデメリットが見えてきましたので、インプレッションします。
メリット デメリット
社外ホイール: 純正より作りが凝っていてきれい。 純正と比較するとギスギスした取付
デザイン : 凝っていて、所有感がある 8本スポークのため、掃除が大変。
軽 量 化: 路面に対する追随生が向上 路面ギャップに過度に反応
走 行 性: 軽量化のため、加速がいい エンジンのパワーがダイレクトすぎる
慣 性: 軽快性が向上し、バンクしやすい 慣性力がない(速度がすぐ落ちる)
安 定 性: 軽快感がある ジャイロ効果が小さく、安定度は小
サス: 軽量化に伴い、路面追随性が上がったので、サスをより一層機敏に動かすため、リアはかなり
やわらかくしてみました。結果、軽快感がより一層深まりました。
総 論: 100km/h程度までならば軽快感がかなりあり、すごくいい。
それ以上の高速域は不明ですが、安定度が小さいので、路面ギャップへの反応が
よすぎて、不安定になる場合もあるかも。交差点やカーブ等でバンクするには、
すごくよい。
また、ホイールの軽量化により、クラッチ操作のフィーリングにも影響が出てきて
いるのか、ダイレクト感が増えました。これは、hayabusaのエンジンはムラがある
ので、パーシャル(アクセル一定)がぎくしゃくする傾向も表面化してきます。
軽量化には一長一短があると思う。路面ギャップが気になるのであれば、純正
ホイールとし、路面ギャップがあまり気にならないのであれば、社外ホイールとし
軽量感をアップさせるのがよいかと思いました。
私的には路面追随性を重視しているので軽量化は利点が多い傾向と思っています。
その後:
直進安定性。高速を走行しましたが、安定性はかなりあります。心配しているような不安定性は皆無です。常人が使用する速度域での話しで、超高速域の世界では不明です。
なお、確かに軽快感は感じますが、いい感じの軽快感で、純正のフィーリングよりいい感じです。なお、路面情報は薄れた気がします。転倒するような不安要素の路面情報は一切ないですが、あえていうならばの次元です。
個人的な所感ですが、ツーリング程度の常人の使用する域でいえば、社外品に換えることは町乗り、ツーリング、ワインディングレベルの使用では、有利な気がします。
純正ホイールは頑丈なので、まさか交換するとは・・・。
今回はナップス足立店に行き、相談。
整備スタッフがすごく丁寧で、技術的なことをたくさん教えてもらいました。
すごく良きスタッフでした。
感謝です。
結局、リアホイールの購入を検討。
純正ホイールを見積もったところ、ホイールに係わる部品(ベアリング類、ハブダンパー、ボルト類)を合計すると、社外品を買った方が安いことが判明。
ゲイルスピード(TYPE-E)を購入することに決定。
★購入したリアホイール(ゲイルスピード:TYPEーE)
右側面
左側面
スポークは8本。
確実に純正ホイールより、ホイール重量が軽くなり(9kg→6kg程度)、同じ値段でバネ下荷重が激減します。
→バネ下荷重:鉄の下駄を履いて走っているのが、スニカーを履いて走るようなイメージです。
直進安定性は落ちますが、軽快になると思うので、利点はあると、勝手に思い込みます。
町乗りでは、純正の重いホイールの方がバランスがとれており、良いらしいですが・・・。
★取付部拡大(右側): リアブレーキディスク周り
純正と比較してもかなりスリムになっており、軽量感があります。
ディスクの取付ボルトは、一回限りとのことで純正部品であろうと、
取替時は、必ず新品にするそうです。
★取付部拡大(左側): スプロケ周り
スプロケ取付ですが、こちらのボルトは付属されていた?みたいです。
きれいなボルトで、緩み止め付きナットでした。
→純正の時には使用されていない高価なボルトです。
★スプロケ
スプロケですが、ゲイルスピードのサイトを見ると、指定されたスプロケ:XAM という
メーカのスプロケを指定されていますが、サンスター製品も取付可能とのこと。
ただし、SUZUKIのバイクのみはスプロケの取付穴が特殊らしく、今付いているスプロケを
そのまま使用することはできないとのこと。(他のメーカのバイクならば、流用可能らしい)
今回は、ナップス足立店のアドバイスで、KAWASAKI車に取付するタイプのスプロケを購入することになりました。
★エアバルブ
ゲイルスピードの付属のエアバルブですが、全てシルバーのバルブだそうです。
購入時にみなさん、ホイールと同色のバルブを購入するそうです。
★エアバルブ
私も例に漏れず、黒としました。
キャップは今まで使用していたゴールド色のバルブキャップに交換。
感想
①当初の目的の不快な振動が皆無となりました。乗り心地がかなりよくなりました。
②確かに、ホイールが軽くなったみたいで、道路のギャップへの反応が早くなり、
まるで今までの道路が悪いようにギャップを細かく感じます。
→サスペンションが純正の重いホイールに対応したセッティングとなっているのが原因。
上手くサスペンションが働いていないので、サスペンションの再調整が必要。
③前後のホイールの重さが変わったことで、前後のバランス(チャタリング)がかなり変動。
→サスペンションの再調整が必要
④信号待ちの発進・停止や、車体の切り返しが少し機敏になった?ように感じます。
<セッティング後>
前後のサスペンションを調整した結果、かなりよくなりました。
私の調整:
リアサスペンション(NITRON製)
イニシャル・・・ 変更なし
高速コンプ(圧側) ・・・ 1クリック弱め
低速コンプ(圧側) ・・・ 変更なし
リバウンド(伸び側)・・・ 1クリック弱め
フロントサスペンション(純正)
イニシャル・・・ 変更なし
コンプ(圧側) ・・・ 1クリック強め
リバウンド(伸び側)・・・ 1クリック強め
リアホイール軽量化により、リアがよく動くようになったため、フロントが落ち着かなく
なった感じがしたので、フロントを強めにしました。
(乗り味はフロントを中心にクイックに曲がるような感じにしました)
★ゲイルスピードホイールのインプレッション
購入後、数ヶ月経過し、走行もそれなりになったのでインプレッションを追加します。
ホイールの軽量化は誰しもが気になるところです。
私は街乗りをメインとしたメリットデメリットが見えてきましたので、インプレッションします。
メリット デメリット
社外ホイール: 純正より作りが凝っていてきれい。 純正と比較するとギスギスした取付
デザイン : 凝っていて、所有感がある 8本スポークのため、掃除が大変。
軽 量 化: 路面に対する追随生が向上 路面ギャップに過度に反応
走 行 性: 軽量化のため、加速がいい エンジンのパワーがダイレクトすぎる
慣 性: 軽快性が向上し、バンクしやすい 慣性力がない(速度がすぐ落ちる)
安 定 性: 軽快感がある ジャイロ効果が小さく、安定度は小
サス: 軽量化に伴い、路面追随性が上がったので、サスをより一層機敏に動かすため、リアはかなり
やわらかくしてみました。結果、軽快感がより一層深まりました。
総 論: 100km/h程度までならば軽快感がかなりあり、すごくいい。
それ以上の高速域は不明ですが、安定度が小さいので、路面ギャップへの反応が
よすぎて、不安定になる場合もあるかも。交差点やカーブ等でバンクするには、
すごくよい。
また、ホイールの軽量化により、クラッチ操作のフィーリングにも影響が出てきて
いるのか、ダイレクト感が増えました。これは、hayabusaのエンジンはムラがある
ので、パーシャル(アクセル一定)がぎくしゃくする傾向も表面化してきます。
軽量化には一長一短があると思う。路面ギャップが気になるのであれば、純正
ホイールとし、路面ギャップがあまり気にならないのであれば、社外ホイールとし
軽量感をアップさせるのがよいかと思いました。
私的には路面追随性を重視しているので軽量化は利点が多い傾向と思っています。
その後:
直進安定性。高速を走行しましたが、安定性はかなりあります。心配しているような不安定性は皆無です。常人が使用する速度域での話しで、超高速域の世界では不明です。
なお、確かに軽快感は感じますが、いい感じの軽快感で、純正のフィーリングよりいい感じです。なお、路面情報は薄れた気がします。転倒するような不安要素の路面情報は一切ないですが、あえていうならばの次元です。
個人的な所感ですが、ツーリング程度の常人の使用する域でいえば、社外品に換えることは町乗り、ツーリング、ワインディングレベルの使用では、有利な気がします。
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