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逆シフト・バックステップ [バイクアイテム]

ギアチェンジを逆シフトにしてみました。

バイクの運転に、特に不満があったわけでは無いのですが、ギアチェンジが以前と比較して、
スムーズに行かなくなりました。

部品の消耗のためか、歳なのか不明ですが、試しにチャレンジです。
逆シフトの仕組みを、私は初めて知りました。


1 バイクのシフト

シフトアップダウン.JPG

ギア付きバイクのシフトは、オートバイに乗っている人でしたら、知っていることですが説明。

左足先でギアシフト操作します。
ギアシフトを下に扱う(左足の指先で踏む)・・・ ギア1段下がる(シフトダウン)
ギアシフトを上に扱う(左足の甲で上げ込む)・・・ギア1段上がる(シフトアップ)

国産のギア付きバイクではほとんど、共通の作り込みとなっています。
これを”正シフト”とか”正チェンジ”とか言うそうです。


2 仕組み
(1) 正シフト
仕組みは次のとおりです。

↓ 正シフトの動き
正シフトの動き.JPG

①ギアシフトを足で上に動かす
②シフトロッドが左に動く
③ギアが反時計回りに動き、シフトアップ

(2) 逆シフト
仕組みは次のとおりです。

↓ 逆シフトの動き
逆シフトの動き.JPG

①ギアシフトを足で下に動かす
②シフトロッドが左に動く
③ギアが反時計回りに動き、シフトアップ

つまり、シフトロッドがギアシフトに取り付ける場所が異なるだけでした。


3 取り付け
これは、どのステップでもできるわけではなく、バックステップ専用の部品がないと、
実現できないことがわかりました。

↓ 取り付け
逆シフトプレート.JPG

逆シフト用のプレートをギアシフト本体に取り付けます。
上述のとおり、シフトロッドの取り付け位置がこれで、変わることになります。

↓ 逆シフト完成
逆シフト完成.jpg


4 所感
 運転自体は逆シフトでも問題なく、扱えますが、今何速に入っているのか、ギアを頭で数えますが、
 足先の動きが反対なので、何速か数えるのがわからなくなってしまうというのが、感想です。
 →慣れだと思いますが、しばらくは混乱すると思われます。

 全体的には、シフトアップが少し荒い感じですが、早くなりました。
 逆にシフトダウンは少し丁寧な感じですが、遅くなりました。

 つまり、人間は歩けるようにできているため、足先を
 ・踏む(ギアシフトを下に動かす)ことは、力を入れやすく、動きが速い。
 ・上げる(ギアシフトを上に動かす)ことは、力が入りにくく、動きはゆっくりになる。
 ということが改めて認識したというところです。


5 その他:バックステップ
 ステップは純正ステップから、6年前に社外品のバックステップへ交換しました。
 はじめ、バックステップという意味がわからず。
 これも、取り付けして初めてその意味がわかりました。

↓ バックステップの意味
バックステップの意味2.JPG

 実際に見てみれば、一目瞭然です。
 純正ステップの位置より、後方(バック)にステップが移動できるということでした。


↓ バックステップの仕組み
バックステップの意味.jpg

 取り付けは、写真のように、ステップを取り付ける穴が複数開いているだけでした。
 本製品だと、後方に2段階と、上段へ1段階、変更できるようになっていました。
 →製品によって、変更できる取り付け穴は異なります。


今まで漠然と言葉だけは聞いたことがありましたが、いろいろと社外品に交換することで、
その意味と仕組みがわかってきました。

言葉にすると、大がかりな改造のように聞こえますが、仕組みはごく単純というところでした。


 



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