SSブログ

メンテナンスその29(大気圧センサー交換) [メンテナンス]

以前のブログ(メンテナンスその26)の続報です。
4速2000rpm(50km/h程度)の走行で、エンジンが一定に回転せず、ガクガクする現象。
↓ 以前のブログ。
https://blog.ss-blog.jp/MyPage/blog/article/edit/input?id=112946199

この対処として、
 ①吸気圧・吸気温度センサー類の交換
 ②ブローバイガスの経路の清掃
をしました。

結果、
 ・9割程度の改善が見られた
 ・アイドリングがかなり安定した
ただし、完治はしません。

そこで、今回は大気圧センサーの交換をしてみました。

大気圧センサーは、マニュアルを読むと、標高が高い場所と低い場所でガソリンの噴射量を
補正する目的で使用されるそうです。


↓大気圧センサー
IMG_5228.JPG

大気圧センサーは、大気圧を抵抗値の変化で換算する電子式装置です。
取り出したセンサーは、新品のセンサーと比較しても、外観上、特に差違はなかったです。


それでは交換風景です。

↓ 大気圧センサー搭載箇所
IMG_5226.JPG

大気圧センサーは、エンジン近くのメインフレームの裏についていました。 
通常の工具ではスペースがないため、入りませんでした。
そこで、小さい工具(1/4SQサイズ)を使用しての交換作業となりました。

↓ 実際に搭載されている大気圧センサー
IMG_5220.JPG

プラスねじで固定されていたので、これをゆるめ、センサーを交換します。


所感:
たまーに、ギクシャクするような程度まで軽減され、さらに改善されました。
ただ、気温が低い状態での試験走行でしたので、気温が高くなっても大丈夫か不明。

もう少し様子を見ようかと思います。
最後に電装系のコネクタ箇所の接続状態が怪しいので、接点復活剤を塗布するくらいしか、個人レベルでは残っていません。

ちなみに、あと考えられるのは、
  ・インジェクター本体の交換・・・スロットルボディの解体となるため、私のレベルでは不可能
  ・ECUのマップ書き換え・・・ 書き換え装置をもっていないし、私のレベルでは不可能
です。


これまでの感想ですが、一番効果があったのは、
 ・アイドリングの安定・・・ブローバイガス経路の清掃
 ・ギクシャク現象の軽減・・・吸気圧センサーと大気圧センサーの交換
でした。

初代hayabusaのような旧タイプのインジェクション搭載車で、不安定な現象がある方は、
センサー類などの交換も考えてみるのもよいかと思います。


nice!(6) 
共通テーマ:バイク

nice! 6

Facebook コメント