メンテナンス(その23) ハンドルグリップ交換 [メンテナンス]
今日は風が強いが、天気が良かったです。
しかし、新コロ感染防止のため、どこにもいけず・・・。
そこで、前から交換しようとしていたハンドルグリップを交換してみました。
ハンドルグリップは数ヶ月前に、ヨシムラより通販で購入していました。
★ハンドルグリップ
交換自体は30分程度というところでした。
まずは今回交換する箇所です。
★交換対象(アクセル側)
★交換対象(クラッチ側)
右がアクセル側、左がクラッチ側のグリップの交換をします。
★作業の工具類
今回の工具は、
・六角レンチ(5mm): ハンドルウェイト(振動対策の重りです)の取り外しのため
・エアー: 他のHPを拝見するとパーツクリーナーですが、私が持っているクリーナーは、
ゴム類/プラスチックはNGでしたので使用しません。
・接着剤: ハンドル用なので超強力。
★ハンドルグリップの左右
交換前に。
ハンドルグリップはアクセル側とクラッチ側の左右があります。
穴が大きい方は右手側:アクセル側、穴が小さいのが左手側:クラッチ側 となります。
知らなくても取付できないので間違えて装着ということはないかと思います。
では、いよいよ交換です。
★作業開始(ウエイトバランス取り外し)
はじめに比較的簡単なクラッチ側(左)です。
写真は、ハンドル端のウエイトバランサー※を外し、準備完了の状態です。
※ ウエイトバランサー:すべてのバイクは、エンジンの振動で握っている小指がしびれて
しまうことを防止するため、このバランサーで振動対策をしています。
★取り外し(クラッチ側)
HPを拝見すると、パーツクリーナーをグリップ内に吹きかけ、滑りをよくしつつ外すらしいです。
私はパーツクリーナーを使わず、エアーをグリップ内に吹きかけ、膨らんだ瞬間に一気に外しました。
→パーツクリーナーやエアーを使用する目的は、ゴム製のグリップの摩擦抵抗を減らすことです。
★取り外し直後(クラッチ側)
写真の茶色は接着剤の跡です。
このように接着剤の残りがありますので、地道に取り除きます。
★接着剤取り除き1(クラッチ側)
★接着剤取り除き2(クラッチ側)
接着剤の残りはカピカピなので、指だけでもどうにか剥がれます。
パーツクリーナーを使用すると簡単にはがせるということですが、
私は指と木製洗濯ばさみで擦りました。
★取付1(クラッチ側)
接着剤を塗布し、取り付けていきます。
接着剤は端のみで根元には塗布しません。
→はめていくうちに根元まで接着剤が伸びるからです
★取付2(クラッチ側)
エアーで膨らませながらはめていきます。
→簡単に動くので、楽でした。
これでクラッチ側は終了です。
次に、アクセル側です。
★取り外し1
クラッチ側と同様に、エアーで膨らませながら取り外します。
ただ、こちらはストッパーがあるのでなかなか外れません。
→根気よく少しづつ動かして外すしかありません。
★取り外し2(アクセル側)
取り外したハンドルバー(アクセル側)です。
こちらは接着剤がありませんでした。
その代わりに、グリップのゴムがずれてハンドルに引っかからないように、
ストッパーが端と根元にあります。
→グリップ(ゴム製)がずれて、アクセルが戻らなかったりしたら、かなり危険です。
特にパワーがあるhayabusaでは。
このストッパーをハサミやニッパーで削るというのが一般的です。
これは社外品のハンドルグリップには、ストッパー用の溝がグリップにはなく、平らなためです。
→平らにするので、グリップずれ防止として接着剤をつけます。
今回、私はなるべく本体に加工しないようにするため、一般的なことはしません。
グリップ側のゴムに加工をしました。
★グリップ加工
ストッパーがある端と根元部にカッターで溝を強制的に作りました。
溝はかなり深いところまで切り込まないと、取付できそうにありませんでした。
→実は装着しは外し、カッターで溝を掘るというように、何度もCUT & TRYをしました。
★取付1(アクセル側の根元)
写真のように根元に隙間を空けます。
隙間がないと、ゴム製のためひっかかり、最悪アクセルが戻りません。
★取付2(アクセル側の端)
写真ではくっついているように見えますが、数mmは空けています。
★完成
最後にウエイトバランサーを端に取り付けて交換作業は終了です。
グリップの厚さが長年握っていたため、擦れて薄くなっていました。
交換後は厚くなるとともに、ゴム製グリップがかなりやわらかく、振動対策としても少しは
効果があるのかなと、期待しております。
運転中にバイクに一番接する部位のひとつ。
交換すると、別のバイクに乗っているような新鮮な感覚になるかと思います。
しかし、新コロ感染防止のため、どこにもいけず・・・。
そこで、前から交換しようとしていたハンドルグリップを交換してみました。
ハンドルグリップは数ヶ月前に、ヨシムラより通販で購入していました。
★ハンドルグリップ
交換自体は30分程度というところでした。
まずは今回交換する箇所です。
★交換対象(アクセル側)
★交換対象(クラッチ側)
右がアクセル側、左がクラッチ側のグリップの交換をします。
★作業の工具類
今回の工具は、
・六角レンチ(5mm): ハンドルウェイト(振動対策の重りです)の取り外しのため
・エアー: 他のHPを拝見するとパーツクリーナーですが、私が持っているクリーナーは、
ゴム類/プラスチックはNGでしたので使用しません。
・接着剤: ハンドル用なので超強力。
★ハンドルグリップの左右
交換前に。
ハンドルグリップはアクセル側とクラッチ側の左右があります。
穴が大きい方は右手側:アクセル側、穴が小さいのが左手側:クラッチ側 となります。
知らなくても取付できないので間違えて装着ということはないかと思います。
では、いよいよ交換です。
★作業開始(ウエイトバランス取り外し)
はじめに比較的簡単なクラッチ側(左)です。
写真は、ハンドル端のウエイトバランサー※を外し、準備完了の状態です。
※ ウエイトバランサー:すべてのバイクは、エンジンの振動で握っている小指がしびれて
しまうことを防止するため、このバランサーで振動対策をしています。
★取り外し(クラッチ側)
HPを拝見すると、パーツクリーナーをグリップ内に吹きかけ、滑りをよくしつつ外すらしいです。
私はパーツクリーナーを使わず、エアーをグリップ内に吹きかけ、膨らんだ瞬間に一気に外しました。
→パーツクリーナーやエアーを使用する目的は、ゴム製のグリップの摩擦抵抗を減らすことです。
★取り外し直後(クラッチ側)
写真の茶色は接着剤の跡です。
このように接着剤の残りがありますので、地道に取り除きます。
★接着剤取り除き1(クラッチ側)
★接着剤取り除き2(クラッチ側)
接着剤の残りはカピカピなので、指だけでもどうにか剥がれます。
パーツクリーナーを使用すると簡単にはがせるということですが、
私は指と木製洗濯ばさみで擦りました。
★取付1(クラッチ側)
接着剤を塗布し、取り付けていきます。
接着剤は端のみで根元には塗布しません。
→はめていくうちに根元まで接着剤が伸びるからです
★取付2(クラッチ側)
エアーで膨らませながらはめていきます。
→簡単に動くので、楽でした。
これでクラッチ側は終了です。
次に、アクセル側です。
★取り外し1
クラッチ側と同様に、エアーで膨らませながら取り外します。
ただ、こちらはストッパーがあるのでなかなか外れません。
→根気よく少しづつ動かして外すしかありません。
★取り外し2(アクセル側)
取り外したハンドルバー(アクセル側)です。
こちらは接着剤がありませんでした。
その代わりに、グリップのゴムがずれてハンドルに引っかからないように、
ストッパーが端と根元にあります。
→グリップ(ゴム製)がずれて、アクセルが戻らなかったりしたら、かなり危険です。
特にパワーがあるhayabusaでは。
このストッパーをハサミやニッパーで削るというのが一般的です。
これは社外品のハンドルグリップには、ストッパー用の溝がグリップにはなく、平らなためです。
→平らにするので、グリップずれ防止として接着剤をつけます。
今回、私はなるべく本体に加工しないようにするため、一般的なことはしません。
グリップ側のゴムに加工をしました。
★グリップ加工
ストッパーがある端と根元部にカッターで溝を強制的に作りました。
溝はかなり深いところまで切り込まないと、取付できそうにありませんでした。
→実は装着しは外し、カッターで溝を掘るというように、何度もCUT & TRYをしました。
★取付1(アクセル側の根元)
写真のように根元に隙間を空けます。
隙間がないと、ゴム製のためひっかかり、最悪アクセルが戻りません。
★取付2(アクセル側の端)
写真ではくっついているように見えますが、数mmは空けています。
★完成
最後にウエイトバランサーを端に取り付けて交換作業は終了です。
グリップの厚さが長年握っていたため、擦れて薄くなっていました。
交換後は厚くなるとともに、ゴム製グリップがかなりやわらかく、振動対策としても少しは
効果があるのかなと、期待しております。
運転中にバイクに一番接する部位のひとつ。
交換すると、別のバイクに乗っているような新鮮な感覚になるかと思います。