メンテナンスその32(光軸調整) [メンテナンス]
メンテナンスその31で、ヘッドライトアッセンブリー交換をしました。
光軸が当然、未調整です。
光軸調整は機械装置で測定しながら調整をします。
この装置は車検場近くのテスター屋などに行かないと、なかなかありません。
つまり、個人できちんと行うには限界がありますが、簡易的に実施はできます。
今回は、個人で簡易的な光軸調整の仕方について、紹介します。
この簡易的な調整目的は2点です。
① LOWビームで対向車が眩しくならないこと
② HIGHビームによる夜間走行で支障しないこと
簡易的光軸調整は、JAFなどHPで多数紹介されていますが、私なりに実施したので紹介します。
↓ 光軸調整のイメージ
光軸調整とは、ヘッドライトの光源に対して、左右と高さの調整をするだけです。
従って、光源となるヘッドライトバルブの位置を基準に、数m離れた位置でどのように変化するかを
把握し、ずれていたら、調整することとなります。
では、光源となるヘッドライトバルブの位置はどのように把握すればよいのでしょうか。
これは以外と簡単でした。
↓ 壁ぎわの光
壁ぎわまで、バイクを近づけます。
壁に映った光がバイクのバルブ位置となります。
ミリ単位では正確ではないですが、大きくずれることはないと考えます。
↓ 位置を記憶する
おおよその位置を記憶します。
次に、オートバイを数m後退させます。
↓ 1m後退した光
1mの写真ではあまり、変化はわかりません(撮影のため1m時点です)が、
後退させている最中に壁の光りを見ると、左右、高さのズレはわかります。
LOWビームは水平より上にしてしまうと、対向車が眩しくなりますので、
水平もしくは下側で調整をします。(写真の赤線を意識する)
HIGHビームは対向車ではなく、遠くまで照射させるので、平行にします。
写真はないですが、水平より上向きに調整すると、100m先ではかなり上になるので水平に。
これを繰り返し行い、左右や高さを調整していきます。
ここからは、具体的な調整について、紹介します。
調整は、オートバイ毎に調整が異なります。私のバイクの場合の調整箇所を紹介します。
↓ ヘッドライトの位置
通常、HIGHビーム(遠くまで照射用)とLOWビーム(近くを照射用)があります。
HIGHビームはなるべくスポット的に照射させ、LOWビームはなるべく近くで広範囲の照射を目的としています。私のバイクは縦に並んでいます。
↓調整ねじ
調整ねじは、
・HIGH(密調整)および LOW(密調整):
左右用の調整ねじと、上下用の調整ねじ があります。
マニュアルなどでの光軸調整はこれを紹介しています。
・HIGH(粗調整)および HIGH(粗調整):
大きくずれており、密調整では調整きしれない時に、いじります。
マニュアルなどでは光軸調整として、全く記載していません。
↓調整方法
調整するには、調整ねじによる反射板(銀色)の動きを理解すれば簡単です。
私のバイクは写真のようにヘッドライトバルブと調整ねじの位置関係から、上下方向の動きがLOWビームとHIGHビームで真逆となります。
→これは、調整ねじの写真を見れば理解できるかと思います。
(参考)粗調整
粗調整は、密調整で調整できないほど、大きくずれている時に行います。
よって、通常の調整では利用しないねじです。
↓(参考その1)HIGHビームの粗調整:時計回り一杯
↓(参考その2)LOWビームの粗調整:半時計回り一杯
写真を比較すればよくわかるかと思います。
このように、光軸調整は密調整で行いますが、あきらかにずれている場合は粗調整で調整することとなります。
個人で行うには限界があります。
どうしても、気になる方は光軸調整をテスター屋に頼むことになります。
光軸調整は車検場近くのテスター屋が一番見つけやすいし、頼みやすいです。
もしくは、ライコランド柏店、東雲店でも実施しているそうです。
→2りんかん、NAPSではやっていないみたいです。
光軸が当然、未調整です。
光軸調整は機械装置で測定しながら調整をします。
この装置は車検場近くのテスター屋などに行かないと、なかなかありません。
つまり、個人できちんと行うには限界がありますが、簡易的に実施はできます。
今回は、個人で簡易的な光軸調整の仕方について、紹介します。
この簡易的な調整目的は2点です。
① LOWビームで対向車が眩しくならないこと
② HIGHビームによる夜間走行で支障しないこと
簡易的光軸調整は、JAFなどHPで多数紹介されていますが、私なりに実施したので紹介します。
↓ 光軸調整のイメージ
光軸調整とは、ヘッドライトの光源に対して、左右と高さの調整をするだけです。
従って、光源となるヘッドライトバルブの位置を基準に、数m離れた位置でどのように変化するかを
把握し、ずれていたら、調整することとなります。
では、光源となるヘッドライトバルブの位置はどのように把握すればよいのでしょうか。
これは以外と簡単でした。
↓ 壁ぎわの光
壁ぎわまで、バイクを近づけます。
壁に映った光がバイクのバルブ位置となります。
ミリ単位では正確ではないですが、大きくずれることはないと考えます。
↓ 位置を記憶する
おおよその位置を記憶します。
次に、オートバイを数m後退させます。
↓ 1m後退した光
1mの写真ではあまり、変化はわかりません(撮影のため1m時点です)が、
後退させている最中に壁の光りを見ると、左右、高さのズレはわかります。
LOWビームは水平より上にしてしまうと、対向車が眩しくなりますので、
水平もしくは下側で調整をします。(写真の赤線を意識する)
HIGHビームは対向車ではなく、遠くまで照射させるので、平行にします。
写真はないですが、水平より上向きに調整すると、100m先ではかなり上になるので水平に。
これを繰り返し行い、左右や高さを調整していきます。
ここからは、具体的な調整について、紹介します。
調整は、オートバイ毎に調整が異なります。私のバイクの場合の調整箇所を紹介します。
↓ ヘッドライトの位置
通常、HIGHビーム(遠くまで照射用)とLOWビーム(近くを照射用)があります。
HIGHビームはなるべくスポット的に照射させ、LOWビームはなるべく近くで広範囲の照射を目的としています。私のバイクは縦に並んでいます。
↓調整ねじ
調整ねじは、
・HIGH(密調整)および LOW(密調整):
左右用の調整ねじと、上下用の調整ねじ があります。
マニュアルなどでの光軸調整はこれを紹介しています。
・HIGH(粗調整)および HIGH(粗調整):
大きくずれており、密調整では調整きしれない時に、いじります。
マニュアルなどでは光軸調整として、全く記載していません。
↓調整方法
調整するには、調整ねじによる反射板(銀色)の動きを理解すれば簡単です。
私のバイクは写真のようにヘッドライトバルブと調整ねじの位置関係から、上下方向の動きがLOWビームとHIGHビームで真逆となります。
→これは、調整ねじの写真を見れば理解できるかと思います。
(参考)粗調整
粗調整は、密調整で調整できないほど、大きくずれている時に行います。
よって、通常の調整では利用しないねじです。
↓(参考その1)HIGHビームの粗調整:時計回り一杯
↓(参考その2)LOWビームの粗調整:半時計回り一杯
写真を比較すればよくわかるかと思います。
このように、光軸調整は密調整で行いますが、あきらかにずれている場合は粗調整で調整することとなります。
個人で行うには限界があります。
どうしても、気になる方は光軸調整をテスター屋に頼むことになります。
光軸調整は車検場近くのテスター屋が一番見つけやすいし、頼みやすいです。
もしくは、ライコランド柏店、東雲店でも実施しているそうです。
→2りんかん、NAPSではやっていないみたいです。