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メンテナンスその42の補足 [メンテナンス]

先日、リアのブレーキホース交換をしました。
その後の補足(余計な情報)です。

補足①: 純正のブレーキホースの断面
ブレーキホースの断面を見たことがなかったので、捨てる前に、断面を見ることにしました。

純正ブレーキホースの断面
純正ブレーキホース断面.JPG

拡大しないとよく見えませんが、ブレーキフルード(ブレーキ液)はゴム製の管でした。
その周りを3層(材質は不明ですが、白色の層、黒色の層:薄いゴム製っぽい、茶色の層の3層)で覆っていました。

最後に、ゴム製の外層となっていました。
⇒外層は我々がよく見ているゴム製のホースです。

想定ですが、フルードが漏れても、白色の層でフルードを吸収し、黒色の薄い層が第2の管となっているような感じです。

茶色の層と外層は、外部からの圧力や熱を吸収するような感じでした。
私の推定は、たぶん、違うと思いますが・・・。



補足②: ブレーキホースのスペーサー(防震ゴム)

ブレーキホース固定用ゴム
ブレーキホースゴム.JPG


今回交換したブレーキホースは、SWAGE LINE製で、純正のブレーキホースと比較すると
かなり細いです。

従って、ブレーキホースを固定するためスペーサーは、ダブダブです。
今回、固定用のスペーサーをしっくりくるよう、交換しました。

従来の固定
ブレーキホースゴム(従来).JPG

純正はこのように、ゴム製のスペーサーでホースを固定います。もう一つはホースにさらに、薄い
ゴムでテーピングのようにして、ブレーキホースが傷つかないようにしています。


今回の固定
ブレーキホースゴム(今回).JPG

今回は、swage line製の固定用ゴムが販売されていたので、購入しました。
内径はswage Line製なので、ぴったりですが、問題は外径。

純正はΦ14mm、swage Line製はΦ14.5mm。
何とかなるでしょうということで、決めました。

固定(拡大)
ブレーキホースゴム(拡大).JPG 

このままでは、円形のため、大きすぎて全く固定できないので、底辺を平らにすべく
はさみで加工し、固定しました。

すんなり、固定できました。

内側
ブレーキホースゴム(内側拡大).JPG

スイングアーム内側にもあるので、こちらも固定。
こちらは空間的に十分あるので、加工はせず。

あとは、スイングアームに当たる箇所は、スポンジを挟んで直接ホースが傷つかないようにしました。
施工は夕方となり、少し寒かったので、試験走行は来週の週末のお楽しみとします。

純正はよく考えて取り付けてあります。
純正から社外品にブレーキホースを交換した方は、今一度、固定についてチェックしてみるのも
よいかもしれません。

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メンテナンスその43(リアブレーキのパッドピン交換) [メンテナンス]

リアブレーキキャリパーのパッドピン。
20年使用しているため、交換しました。

そして、一緒に、ブレーキパッド交換もしました。

リアのブレーキパッドは2年前(2020.12)に交換しましたが、
ゲイルスピード製のブレーキディスクとの相性が悪いのか、ディスクの方が削れている感じがします。
⇒ブレーキディスクへの攻撃性が高いと思われます。

そこで、今回、パッドも一緒に交換です。


↓今回、交換する部品(パッドピン、ブレーキパッド)
今回交換する部品.JPG

どちらもデイトナ製です。
パッドピンはステンレス製ということもあり、強度はかなり高そうです。


交換詳細は、メンテナンスその27で掲載しているので、省略・・・。

↓ パッドピンの新旧
パッドピン新旧.JPG

現在使用中のパッドピン(向かって左側)はだいぶ、削れています。
パッドピンの使用限界ってどのくらいなんだろうか・・・。
⇒フロントのパッドピンは1本ですが、リアのパッドピンは2本必要です。


↓ ブレーキパッドの新旧
パッド新旧.JPG

形状は、当たり前ですが、そっくりです。
パッド(銀色)の材質は目視でも異なることが判別できます。

明らかに、違う素材のようです。
これで、ブレーキディスクへの攻撃性が低くなるといいのだけど・・・。


↓ 準備完了
パッド準備完了.JPG

パッドの面取り。
ブレーキグリスを塗布し、シーム(銀色の薄い板)を貼付て、準備完了。


↓ 装着完了1
装着完了1.JPG

元通りに、取り付けます。


↓ 装着完了2
装着完了2.JPG

最後にカバー(黒いプラスチック製)を取り付けて、交換作業完了です。


所感: 本日は走行せず。(寒くて・・・)
⇒所感は後日、上書きしてアップします。


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